イトトンボ
トンボの種類の見分け方
日本には古くからたくさんの虫がいます。
その中から、特に馴染みの深い『トンボ』について…
日本のトンボの種類は200以上
トンボは3億年以上前から、地球に存在していたと言われています。
現在、世界には5,500から6,000もの種類のトンボがいるそうです。
その中で日本には、200以上もの種類のトンボがいるそうです。
大きく2つのグループに分けられる
『翅の形』と『お腹の大きさ』が違う
トンボの種類は『翅(はね)』の形によって大きく2つのグループに分けられています。
1つは『翅の形が均等に揃っているグループ』です。4枚の翅の形がほとんど同じで、お腹の部分が細くて、どちらかと言えば“弱々しいイメージ”のトンボです。この仲間の多くは、翅をたたんで止まります。
その時、4枚ある翅が重なっているため、まるで1枚の翅ように見えます。『イトトンボ』や『カワトンボ』といった種類が、このグループになります。
もう1つは『翅の形が不揃いになっているグループ』です。前後の翅の形が違っていて、特に後ろの翅の部分が幅広くて、角ばっているのが特徴です。
お腹の部分が太くて、全体的にガッシリとした印象です。この仲間の多くは、翅を広げて止まります。『オニヤンマ』など『ヤンマ』の種類が、このグループになります。
一般的に『トンボ』と呼ばれているのも、この仲間です。
こうして比べてみると『翅の形』と『お腹の大きさ』が違いますので、簡単に見分けることが出来るそうです。
以前は3つのグループに分けられていた
以前は、この2つに『ムカシトンボ』という仲間を加えて3つのグループに分類していたそうですが、最近の研究で『ムカシトンボ』は“翅の形が不揃いになっているグループ”に含まれることが分かったそうです。
そのため現在は、2つのグループに分けられています。
(2016/10/24放送分より)
スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい
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