東京・新宿をスルーする形で首都圏を南北に結ぶ「上野東京ライン」&「湘南新宿ライン」。
東海道線・小田原駅に停車中の列車は、上野東京ライン(東京経由)宇都宮線直通の宇都宮行。
神奈川県の西湘地域でも、宇都宮・高崎など北関東の地名を掲げた列車が増えました。
2階建グリーン車が2両連結されているので、混雑する首都圏でも駅弁ライフが気兼ねなく楽しめるのが有難いところ。
特にグリーン車にホリデー料金が適用される週末や祝日は、駅弁片手に夫婦でお出かけになる方もいることでしょう。
駅弁はどちらかというと、アクティブな男性のほうが身近な人が多いのかもしれません。
夫婦でお出かけとなった時、奥さんに”気の利いた駅弁”の1つでもおススメできると、旦那の株も上がるというもの。
例えば現在、NRE・大船軒・大塚食品の共同開発で販売されている「南仏風ブイヤベースごはん弁当」(1,100円)なんてのはどうでしょうか?
実はこれ、平成26(2014)年から行われている「シンビーノ ジャワティストレート」とのコラボ駅弁”PLAY TABLE Bento”の第3弾。
買い求めると「シンビーノ ジャワティストレート」のホワイト、またはレッドのペットボトル(500ml)が1本付いてくるおトクな駅弁なんです!
【お品書き】
ブイヤベースごはん
白身魚のブイヤベース煮~ルイユ添え~
鶏のコンフィ
ラタトゥイユ
タラのブランダート
キャロットラペ
公式発表によりますと、今回のテーマは「駅弁で世界旅行!」なんだそう。
10月から販売されている「南仏風ブイヤベースごはん弁当」は、海外の名店で修業したという大船軒の佐藤シェフ協力の下、南フランス・プロバンス地方の魚介系鍋料理「ブイヤベース」の駅弁。
目玉の「ブイヤベースごはん」は魚介のだしがいっぱい出たスープでご飯を炊き上げたそうです。
また「白身魚のブイヤベース煮」は、にんにくや唐辛子を使った「ルイユ」という濃厚な味わいのソースと一緒にいただくことでメリハリのある味わいが楽しめます。
販売駅は東京・新宿・上野・大宮の各駅で、12,000個の限定個数に達した後は第2弾も計画されているといいます。
ハイカラそうな料理はチョット・・・という男性の皆さんも思い切って選んでみれば、今まで駅弁にあまり興味が無かった奥さんも「美味しい!」といって食べてくれるかも。
もしかしたら「駅弁」が夫婦円満のきっかけになってくれるかもしれませんよ!
(取材・文:望月崇史)
連載情報
ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/