お守りは1年でお焚き上げして頂きましょう【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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今週は『お守り』のお話をしています。
今朝は『お守りの豆知識』です。

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成田山新勝寺の「納め札お焚き上げ」で、お札を「智慧の炎」に投げ込む山伏姿の僧侶=2016年12月28日午前、千葉県成田市 写真提供:共同通信社

古くなったお守りはどうする?

お守りを頂いた神社やお寺でお焚き上げ

せっかく頂いたお守りですが、古くなってしまった場合、一体どうしたら良いでしょうか?
一番良いのは、そのお守りを頂いた神社やお寺に納めます。
そして、お焚き上げをして頂きます。
または境内に“古いお守りを納める箱”がありますのでそこに感謝の気持ちと一緒に納めます。
但し、“神社で頂いたお守りは神社”へ、”お寺で頂いたお守りはお寺”へ納めます。

郵便で受け付けてくれる場合も

遠方の場合はお焚き上げ料と封筒で送る

旅先で頂いたお守りのように、遠方の場合は、お近くの神社やお寺でも構わないそうです。
それでも、やはり頂いた神社やお寺に納めたい場合、郵便で受け付けて下さる所もあるそうです。
その場合、封筒にお守りを入れて『お焚き上げ希望』と書いて送ります。

お焚き上げ料の目安はお守りと同額程度

その時、“お焚き上げ料”も一緒に納めます。
金額の目安は、お守りと同じ程度の額が良いそうです。
全ての神社やお寺で、受け付けてくれるとは限りませんし、受け付ける時期が決まっている所もありますので、
事前にその神社やお寺に、問い合わせてみて下さい。

交換の目安は1年

若々しい力やご利益を授かることができる

お守りの交換時期ですが、基本的に『1年』が目安とされています。
これには『常若(とこわか)』という言葉が関係しています。
『常若』とは “いつまでも若々しい”という意味です。
お守りにもこの『常若』が求められていて、お守りが汚れてしまうと、そこに宿る神様や仏様の力も弱ってしまいます。
そこで1年に1回、新しいお守りに換えることで、若々しい力やご利益を授かることが出来るそうです。
但し、これは1つの目安であって、お願いごとが叶うまで持っていても構わないそうです。

(2017/2/9放送分より)

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