ヒール女子必見!運動靴に履き変えずにシェイプアップ!ヒールを履いたときこそチャンス!?

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近年の健康ブームにより、増加したウォーキング人口。しかし、間違えた歩き方によって、身体に余計な負担を与える人が増えているそうです。編集部では、『あらゆる不調が解決する 最高の歩き方』(きずな出版)の著者で元オリンピック競歩選手の園原健弘氏にお話をお伺いし、その悩みに答えて頂いています。最終回となる今回は、“ヒールを履いたまま出来るトレーニング”を教えていただきました。

【園原健弘氏インタビュー 第4回】
ヒール女子必見!運動靴に履き変えずにシェイプアップ!

●ヒールも履きたい、綺麗にもなりたい

編集部:仕事もプライベートも、どうしてもヒールは欠かせません。ヒールはやっぱり綺麗を遠ざけますよね?

園原:ヒールはたくさん歩くために作られている靴ではありませんからね。でも、ヒールを履いたときこそチャンスですよ!

編集部:え!?「ヒールは禁止!」って言われると思っていました。

園原:皆さんそうですが、ヒールを履くと体が前のめりになります。それでバランスをとるためにヒザが曲がり、腰も曲げて歩いています。普通の靴で歩くときは重心を前にしますが、ヒールで歩く時は重心を後ろにします。<実践>手に寄りかかるくらいに、もっともっと後ろに寄りかかるくらいでも大丈夫ですよ!

編集部:バランスがとれなくて怖いです!

園原:後ろに倒れそうなぐらいで良いんですよ。あ、ちょっと歩くのが早いですね。

編集部:サクサク歩いた方が良いのではないのですか?

園原:速く歩く必要はありませんよ。歩くピッチが速くなるのは、片足立ちが上手く出来ていないからです。片足立ち、片足立ち、片足立ち、……と思いながらしっかり歩いてみましょう。

編集部:この歩き方だと、ヒザを高く上げて歩けませんが大丈夫ですか?

園原:ヒザは高く上げたらダメですよ。ヒールの時も、普段も、ランニングでもダメです。ヒザから下は、ほとんど意識しなくて大丈夫です。歩くとき、多くの方がヒザを高く上げて、腕を大きく振って歩こうとしますが、体の中心を意識していれば末端(ヒザ・足首)は勝手に動くものです。

一昨日の記事で「みぞおちを意識して歩く」ことを紹介しましたが、ヒールの時は更に上を意識します。“のど仏”が足だと意識してください。そして、 骨盤を立てて、股関節を主軸にして歩くようにしてください。

●股関節を伸ばすと、歩き姿は美しい

編集部:普段、股関節を全く意識していないので、股関節を主軸にして歩くのが難しいです。

園原:股関節の伸ばし方を教えますね。ヒザをしっかり伸ばして、片脚で立ってください。しっかりと着地している方の脚で、“股関節で背伸び”をしてみてください。ほとんどの方は股関節が縮こまっていますので、伸ばして意識付けしてみてください。股関節を使って歩けば、歩き方が美しく見えますよ。

本当に動かしてあげるべきは、大きな関節。股関節や、肩の関節など。大きな関節の周辺には大きな筋肉がついているので、そこを使ってあげるだけで基礎代謝が自然に上がり、ダイエットにもつながりますよ。

編集部:大きな動きではないので、化粧室や電車の中でも出来そうですね!他にもオフィスで出来るようなトレーニングを教えてください。

※広背筋を動かす~肩こり対策①~
園原:手の指を肩に添えたまま、肩を回すと、背中にある広背筋が伸びます。背中に刺激を与えると肩こりが取れるし、広背筋も大きな筋肉だから動かせば基礎代謝アップになります。

※肩の関節を動かす~肩こり対策②~
園原:“手の甲と甲”をくっつけて、背伸びをします。1回5秒でOKですよ。末端(手首とヒジ)が固定されるので肩の関節がよく動き、肩こりがスッキリします。

※股関節を伸ばす~骨盤・姿勢のゆがみ対策に~
園原:椅子から立ち上がる時、頭をヒザに近づけて、ヒザに力を入れて立ちあがっていませんか?普通に座った状態の頭の位置をキープしたまま、かかとに重心を入れて立ち上がると股関節が伸びます。

※正しい階段の上り方~太ももを細く~
園原:多くの方がヒザを使って階段を上ろうとします。股関節は360度動く、球の形をした関節なので1番「力」を発揮する関節です。重いものを持ち上げるのに最適な関節なので、階段を上る時は股関節を使います。足をガポッと階段に乗せて、股関節でギュッと体を持ち上げるイメージで上ってみてください。

★小さな動きでもダイエット効果はある

編集部:どれも簡単で、気が付いた時にコツコツ出来そうですね。でも、小さな動きばかりで、ダイエットにつながるか心配です。

園原:気が付いた時に1日に何回もして、日常生活に落としこんであげてください。低回数の高頻度が大事ですよ。 ダイエットにつながるか心配とのことですが、筋肉に弾力性があって柔らかいと、細胞に毛細血管が入り込んでいくので基礎代謝が上がります。酸素の交換は、毛細血管でしか行われないので毛細血管を広げる必要があります。

仕事をしている時もストレスが溜まりますよね?ストレス時は毛細血管が閉じています。ご紹介した動きがダイエットと遠い感じがするかもしれませんが、体を伸ばして毛細血管を広げれば、細胞が1個1個元気になり、代謝が上がって痩せることに繋がります。

日常の動作に、ちょっとだけ意識を加えることの積み重ねで美しくなれます!心地よいことをやっていたらキレイになったり、健康になったら良いですよね。

編集部:長時間ありがとうございました!

<編集後記:1週間、意識して歩いたり、生活をしてみました>
園原さんにお会いしてすぐ、歩き方を変えてみると、翌日には太もも後ろ側の筋肉痛を感じました。そして1週間、気づいた時に意識しながら階段を上ったり、椅子から立ち上がったり、肩がこったら背中を伸ばしたり……ただ気を付けているだけで、随分とコリやむくみが減りました。運動量を増やすよりも、知識を得ることが凄く大事だと感じています。みなさんも是非これを期に『あらゆる不調が解決する 最高の歩き方』を手に取って、綺麗への第一歩を踏み出してみてください。

文:allnightnippon.com 編集部 望月知世
写真:allnightnippon.com 編集長 長浜純

■園原健弘氏ブログ
http://ameblo.jp/ringofarm/
■『あらゆる不調が解決する 最高の歩き方』
http://www.kizuna-pub.jp/book/9784907072872/

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