日本でのストロー発祥の地と言われている所があります。それは岡山県浅口市寄島町(よりしまちょう)です。
元々、この地域は“麦わらを使った紐の製造”が盛んで、ストローにピッタリな、太めの麦わらが手に入れやすかったそうです。
そんな麦わらを使ったストロー作りが、明治時代後半に始まりました。
そんなところから、この寄島町を含む浅口市は、現在もストローの国内生産の、およそ8割を占めているそうです。
浅口市には『シバセ工業』さんという各種ストローの製造や販売をしている会社があります。
“飲料用のストロー”では国内のトップメーカーで、200種類以上のストローを生産しています。
これだけの種類のストローを生産しているのは、日本では『シバセ工業』さんだけだそうです。
例えば”ストローのクチの部分の直径”が、2.5ミリから3.5ミリの『極細ストロー』。
これは『お子さん用』や『栄養ドリンク用』に使われています。
他にも、直径6ミリの『ジュース用ストロー』、7ミリから9ミリの『シェイク用ストロー』、そして直径10ミリから13ミリの『タピオカ用ストロー』などなど。
こういった、たくさんのバリエーションのストローが『シバセ工業』さんで作られているそうです。
(2017/4/4放送分より)
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