水着の歴史
水着の歴史についてですが、最初は必要最低限、体を布などで隠していたと思われますが詳しいことは分かっていないそうです。
海水浴が世界で一般的になった19世紀後半、体の線が出ないように全身を覆う“ネル”などの水着を着ていたそうです。
当時の記録がイラストで残っていますが水着というよりも洋服といった感じです。
“海水浴の時に着るもの”ということで“海水着”と呼ばれていました。
日本では
明治時代に水着が登場
そんな中、日本では男性は『ふんどし』女性は『腰巻』というスタイルか『全裸』が庶民の間では一般的でした。
明治時代の中頃になると上流階級の女性達の間で“ネグリジェ”のような形をした水着が登場したそうです。
『シマウマ』と呼ばれる水着が大正時代の初めまで流行
その後、明治時代の終わりになるとボーダーのニットの長袖でヒザくらいの長さのワンピースタイプの水着が登場しました。
この水着は『シマウマ(縞馬)』と呼ばれ大正時代の初め頃まで流行しました。
同じ水着の『シマウマ』でも袖があるものもあれば袖のない『チューブトップ』のタイプもあったそうです。
『チューブトップ』の“チューブ”とは“筒”などの意味で、ワキから下の部分を包む袖のない筒状のノースリーブの洋服のことを『チューブトップ』と言います。
この水着の『シマウマ』が現代の水着のルーツとも言われているそうです。
昭和にかけていろいろな水着が誕生
大正時代の終わりから昭和にかけて、海水浴がさらに広まるとワンピースタイプを始め様々な水着が誕生しました。
(2017/7/18放送分より)
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