新人女性記者パンダの名前の秘密を探る

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【新人記者あいばゆうなの取材記】

上野動物園の赤ちゃんパンダが生まれてから2ヶ月が経ったということで、記者会見へ行ってきました。パンダ記者として、会場に1番乗り。会見テーブルのど真ん中にマイクを置いてきました。

記者会見に合わせて、赤ちゃんパンダの新しい画像と動画が公開されました。体長は43.9センチ、体重はおよそ3キロ。ふわふわとした白黒の毛が生えて、顔も丸みを帯び、すっかりパンダらしくなりました。まるでぬいぐるみのような可愛らしさです。

パンダ

記者に資料として配布されたパンダの写真

会見をした福田園長も、赤ちゃんパンダという表現から、『子パンダ』『ミニパンダ』と呼び方を変えていて、成長の早さが感じられました。ミニパンダは、まだ4本足で立ち上がることはできないものの、前足の力がついてきたということで、自力で方向転換をしたり、這って動いたりするようになっているとのです。一般的には、自分の力で歩くには、少なくともあと1か月ほどはかかるといいます。

ミニパンダのお名前募集は、今月10日まで行われており、応募件数はウェブからの応募だけでもおよそ25万件にもなりました。これから、園内やはがきで応募された名前も集計をして、生後100日を目処に名前が発表されるということです。

パンダ家系図

会見場に毎回飾られているパンダ家系図

パンダの名前といえば、今回生まれたパンダのお父さんお母さんである、リーリー、シンシンの他にも、カンカン、ランランなど、カタカナ二文字の繰り返しの名前という印象があります。これにはどういった伝統があるのか気になり、質問をしてみました。

すると、こういった音を繰り返す呼び名は、中国では子供を可愛らしく呼ぶ時に使われるとのことで、中国のパンダにはこのような名前が代々つけられてきたことから、日本でも同様の名前をつけるようになったということでした。

しかし、最近では中国でもこのようなパンダの名前のバリエーションが少なくなってきたということで、音を繰り返さない名前のパンダもいるのだそう。そういったことからも、今回生まれたパンダも、音を繰り返す名前にするとは決まっていないということでした。

ちなみに、会見場は少しずつパンダグッズで装飾され始めました。壁には前回はなかった、金魚ねぶたならぬパンダねぶたが!

パンダねぶた

青森に遊びにいった時に私も金魚ねぶたを作ったことがあります

24時間体制で見守られ、職員さんたちに愛されながら、すくすくと成長をするミニパンダ。みんなに親しまれる名前の決定が待ち遠しいですね。

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