片付けができる心の育て方①
公開: 更新:
お子さんに何度言っても片付けないことが続くと、親御さんの口調や接し方も、段々と厳しくなってしまいます。その厳しい口調や接し方によって、片付けるようになるお子さんもいらっしゃいますが、その場合『怒られたくないから、大声で怒鳴られたくないから片付ける』とお子さんは認識してしまうそうです。
逆に“お部屋を片付けたら、机の上をキレイにしたらご褒美をあげる”と言う親御さんもいらっしゃいます。これも『ご褒美がもらえるから片付ける』と認識してしまうそうです。いずれにしても、お子さんにとって決してプラスではありません。
そこで専門家の方は、こんなアドバイスをされています。
まずは『親御さん自身がキチンと片付けをすること』。
親御さんが片付けをしない、片付けが出来ないと、お子さんもそうなります。
続いて『片付け方をちゃんと教えること』。
要るモノから要らないモノまで、何でもかんでも箱に入れて押し入れにしまったり、机の中に入れるのは正しい片付け方ではありません。例えば本でしたら、読み終わったらちゃんと本棚に戻す・・もう読まなくなったら捨てる・・といった感じです。
さらに『片付けのためのアイテムを用意すること』。
これは“モノを整理するための入れ物”などです。これがないと、片付けたくても片付けられません。
そして一番大切なのは『親御さんが片付けない』ということです。
お子さんが片付けないからって、最終的に親御さんがやってしまうと、お子さんは自らやろうとしなくなります。
(2017/8/24放送分より)
ニッポン放送ほか全国ネット
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 朝7:37から(「高嶋ひでたけのあさラジ!」内)
※ネット局の放送時間は各放送局のホームページでお確かめください。