赤ちゃんパンダ生後100日!名前はまだかな?

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【新人記者あいばゆうなの取材記】

パンダ

犬歯が生えてきた赤ちゃんパンダ(写真・東京動物園協会)

9月20日。上野動物園のジャイアントパンダ、シンシンの赤ちゃんが生まれてから100日が経ったということで、記者会見が行われました。これまで9月下旬、100日目を目処に赤ちゃんパンダの名前が発表されると言われていたことから、大きな注目を集めていましたが、残念ながら今回、名前の発表はありませんでした。

中国では、健康に生後100日経つと子供が丈夫に育つという言い伝えがあるそうで、パンダにおいても100日がお祝いや名前を決める目処になっています。今回、名前は発表されませんでしたが、赤ちゃんパンダは健康に育つことが予感できる成長具合で、お母さんパンダのシンシンも食欲旺盛で健康だということです。

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授乳中のシンシンと赤ちゃんパンダ(写真・東京動物園協会)

新しく公開された動画では、身体検査を受けるパンダの様子がみられました。上下に犬歯がしっかり生え、身長は65センチ、体重は6キロになった赤ちゃんパンダは、だいぶ後ろ足で踏ん張りがきくようになり、2歩3歩ならば前進できるようになったということです。それでもまだ部屋を移動できるほどではないため、お母さんパンダのシンシンが首を掴んで移動させています。

また今月に入ってからシンシンの動き、子育てのサイクルが安定してきたため、今後は24時間体制の監視はやめ、夜間は録画した映像をチェックする形で対応するとのことです。

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身体測定測定を受ける赤ちゃんパンダ(写真・東京動物園協会)

会見中、記者から「お父さんお母さんパンダと似ているところは?」と聞かれた金子教育普及課長は、「お父さんもお母さんも大きいので、今の印象は両親に似て大きく育っているなと感じる」と話していました。

気になる赤ちゃんパンダの名前の発表は、「近日中」。このあと生後4か月ほどでよちよち歩きができるようになり、6ヶ月で危険が回避できるほど歩けるようになると、一般公開という流れになります。耳が横にでてきて、よりパンダらしく成長する、可愛らしい赤ちゃんパンダ。どんな名前になるのか、待ち遠しいですね。

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