エリアプライシング(マイカー観光課金)ってどういうこと?
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こんにちは本仮屋ユイカです。毎日を楽しく過ごすための秘訣やヒントをお伝えしていく笑顔のココロエ。
本日は注目ワードや雑学を紹介するココロエ版「は・ひ・ふ・へ・ほ」です。
行楽の秋、この季節をそう呼ぶのは晴天が続き、過ごしやすく出かけるのにピッタリだからと言われています。今日は、そんな行楽の秋にも関係するある言葉について勉強しましょう。
その言葉とは「エリアプライシング(マイカー観光課金)」。これは特定のエリアに入るマイカーの乗り入れに対して課金する制度のことで、国土交通省が導入を検討し、ニュースにも取り上げられていたのでご存じの方も多いかもしれません。
もう少し分かりやすく言うと、渋滞がひどい観光地にマイカーで入る利用者からお金を徴収し、車の数を減らして交通量をコントロールする。それにより、人気の観光地周辺で発生する渋滞を解消しようというものです。
と言っても、お金を毎日取るのではなく、休日の混雑する時間帯などに限定。ちなみに観光地周辺地域にマイカーを駐車、そこから公共の交通機関を利用して中心地まで行くことを「パークアンドライド」と言い、本格的にエリアプライシングが始まれば、パークアンドライドの需要が増えるのかもしれません。
<ユイカの感想>
まず今日の感想を「は・ひ・ふ・へ・ほ」で言うと、「ふむふむふむ」。知りませんでした。
「パーキアンドライド」? 確かに、できればそのままで行ければ行きたいけど、混んでいるからここから降りて行く、ということは便利だしいいですよね。
それでも車で観光地まで行きたければお金も払う。
前にイギリスの鉄道と日本の鉄道を比較するという番組に出演したときに、イギリスの鉄道はラッシュを避けるために切符の値段を変えていました。時間ごとにお値段が違うのです。だから、ちょっと前倒して会社に早めに出るとか、もしくは遅くしてなるべく混雑する時間を外す。そのために切符の値段を時間によって変えるのですが、日本にもそのようなものができるのですね。
ちなみに候補地は鎌倉らしいです。観光客が多いですからね。車1台につき、1,000円程度を検討しているそうです。
1,000円かあ、考えますよね。いい点は渋滞が緩和される。渋滞が緩和されれば、緊急車両や公共バスがスムーズに通ることができる。
悪い点は車がダメなら、行くのやめようか! という人も増えるかもしれません。
私はこういう話を聞いたりすると、日本の人は偉いなあと思います。限られたこの国土の中でよりみんなが過ごしやすいように譲り合って真面目にルールを作って、素晴らしいなといつも思います。
今日、学んだのは「エリアプライシング」と、「パークアンドライド」でした。
(10月3日放送分より)
『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 15:36~ ABCラジオ14:54~