須賀健太・小関裕太・山本涼介、それでも青春してます!『ちょっとまて野球部!』

By -  公開:  更新:

【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第351回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、1月27日から公開した『ちょっとまて野球部!』を掘り起こします。


高校野球部のほのぼのとした日常を描いた部活動コメディー


部活動をテーマにした作品と聞けば、青春、スポ根、汗、涙といったキーワードが浮かんでくるもの。過酷なトレーニングシーンや息が詰まるような試合のシーンなどを期待してしまいがちですが、本作はちょっとばかりテイストが違うようで…。

ほのぼのとした高校生の日常を綴ったゆくえ高那原作の同名コミックを実写映画化した、青春エンターテイメントです。


県立神弦高校野球部は、強豪でもなければ弱小でもない、日本一平均的なチーム。1年生の“3バカトリオ”こと大堀、秋本、宮田は、雑用をこなしながら練習に励む日々を送っていた。

ある日、大堀はテストの追試で赤点を取ってしまい大ピンチ。このままでは夏の合宿に参加できないことになってしまう! 再追試クリアを目指して大堀に勉強に集中させるよう2年生から秋本と宮田に出た指令は、大堀の悪ノリに付き合わないこと。

しかし2人のよそよそしい対応に“無視された”と誤解した大堀は、ますます勉強が手につかなくなり…。


おバカだけど愛おしい1年生の大堀、秋本、宮田を演じるのは、それぞれ須賀健太、小関裕太、山本涼介。2年生部員役の荒井敦史、塩野瑛久、柳喬之、1年生マネージャー役の宮崎秋人、そして監督役の福士誠治に至るまで、なんとこの野球部、全員イケメンばかり。

どこを切ってもイケメン金太郎飴のようで、そのワクワク感は少女漫画ページをめくるそれに匹敵するものがあります。そういった意味では、野球部を舞台にした青春コメディーでありながらも女性ウケしそうな匂いがプンプン。

イケメン野球部員たちのワチャワチャぶりに、思わずニンマリしてしまう人も多いのではないでしょうか。


どこまでもゆる〜く、シリアスなシーンでも思わず吹き出してしまいそうになる本作。“熱血”という言葉からは程遠い部活動コメディーでありながら、それでも描かれているのは紛れもなく“青春”です。

なんでもない日常こそ“特別な時間”だった学生生活を思い出して、ちょっぴり甘酸っぱい気分に浸ってみるのも乙なモノですよ。


ちょっとまて野球部!
2018年1月27日から池袋HUMAXシネマズほか全国ロードショー
監督:宝来忠昭
原作:ゆくえ高那
出演:須賀健太、小関裕太、山本涼介、宮崎秋人、荒井敦史 ほか
©2017 ゆくえ高那・新潮社/「ちょっとまて野球部!」製作委員会
公式サイト http://www.chottomate-movie.com/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/


Page top