存在しない施設がバス停名に!? 「変わったバス停」の魅力

By -  公開:  更新:

存在しない施設がバス停名に!? 「変わったバス停」の魅力

コラムニストの泉麻人がニッポン放送「土屋礼央 レオなるど」(6月12日放送)に出演し、バスの魅力について語った。

今回は「バス停 一都三県ベスト3」というテーマで、泉が特に魅力的だと思うバス停3つを紹介した。

まず、第3位は「鐙摺」
神奈川県の葉山にあり、海岸周りにあるバス停。地名は源頼朝がつけていた武具がこすれたことに由来しており、歴史と風情があるという。

続いて、第2位は「住宅前」
世田谷の三軒茶屋にあり、建設当時、周りに住宅しかなかったことから命名されたという。地方に行くと「駐在所前」や「学校前」というバス停もあるが、都会にあるからこその面白さがあるという。

そして、第1位は「都民農園セコニック」
埼玉県新座市にあり、「都民農園」と「セコニック」(会社名)に由来している。だが、都民農園は戦前に計画があったものの頓挫したため存在せず、セコニックという会社は事務所が一角に小さく残っているだけであるという。

土屋礼央:これが1位。

泉:子供のころ、都民農園セコニック行きのバスが走ってて。想像するんですよ。セコニックってオランダみたいな、ヨーロッパ的な公園なのかなと思ったら全然違った。

土屋:住宅ばっかりみたいな。

バス停の名前の面白さに盛り上がった泉と土屋。土屋は、「名前と実態が違うと切ないな」と語り、この話題を締めくくった。

土屋礼央 レオなるど
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜13:00-16:00

Page top