バイキングの意味や由来を解説。ブッフェとは何かも紹介

「ハロー千葉」では、千葉のイベント情報にあわせて耳より情報を紹介する。今回は「バイキングの意味や由来」と、本格中華レストラン「芳喜楼（ほうきろう）」の話題だ。

「たくさん食べたい、たくさん飲みたい」という願望は、いつの時代も尽きないもの。飲食店で「バイキング」の文字を見ると、ついつい入ってしまう方も多いのではないでしょうか？

一定の金額を払えば時間内に好きなだけ食べられるのが、バイキングの大きな魅力です。バイキングという字づらから、北欧の海賊「ヴァイキング」を思い浮かべる方もいると思います。ヴァイキングは、いかにも食べ放題にぴったりのイメージですよね。

でも、食べ放題を指すバイキングという名前は、北欧の海賊が直接の由来ではないんです。また、そもそも海外では食べ放題のことを「バイキング」とは呼びません。

では、海外ではバイキングのことを何と呼ぶのでしょうか？

海外ではバイキングのことを何と呼ぶ？

欧州や北欧などでは、バイキングのことを「スモーガスボード」と呼ぶ

例えば、欧州や北欧などの一部では日本で言うバイキングのことを「スモーガスボード（smorgasbord）」と呼びます。

「スモーガス」は「パンとバター」、「ボード」は「テーブル」という意味です。スモーガスボードには、使った皿の数が多いほうが良い・皿は使い回さず料理ごとに交換するなど、色々なマナーがあります。

英語圏では「オール ユー キャン イート」、または「バフェ」

英語圏では、バイキングのことを「オール ユー キャン イート（All You Can Eat）」と呼びます。直訳すると、「あなたが食べられるだけすべて」という意味です。または、「バフェ（buffet）」と言われることもあります。

バフェは日本語で言う「ブッフェ」ですが、主な意味は「食べ放題」ではないんです。

ブッフェとは？

ブッフェとは主に立食形式の会食やパーティーのことだが、日本では「食べ放題」を指すことも多い

ブッフェとは、主に立食形式の会食やパーティーを指す言葉です。日本では「食べ放題」をブッフェと呼ぶことも多いのですが、英語圏では「オール ユー キャン イート（All You Can Eat）」のほうがメジャーなのだそう。

さて、話を戻しましょう。日本では「バイキング」と呼ばれることが多い食べ放題ですが、なぜ日本だけ食べ放題を「バイキング」と呼ぶのでしょう？

食べ放題を「バイキング」と呼ぶ由来は？

バイキングの由来は、日本初の食べ放題レストラン「インペリアルバイキング」

食べ放題を「バイキング」と呼ぶ由来は、日本ではじめて食べ放題レストランを経営したお店が「インペリアルバイキング」という名前だったからです。

バイキング誕生のきっかけは、当時の帝国ホテル支配人が出会ったスモーガスボード

1957年、当時の帝国ホテル支配人・犬丸徹三氏は、デンマークでスモーガスボードに出会います。犬丸氏はこのサービススタイルに注目し、スモーガスボードスタイルを取り入れたレストランをオープンさせようと考えました。

レストランの名称を社内公募した結果、「インペリアルバイキング（インペリアル＝「帝国」の意）」という店名でレストランがオープンし、「バイキングスタイル」という形が定着することになりました。当時ヴァイキングの映画がヒットしていたこともあり、「北欧なら海賊ヴァイキング」という発想から命名に至ったそうですよ。

海外に足を伸ばして新しい食事スタイルに触れ、それを日本に持ち帰り定着させた先人たちの努力は、やはり素晴らしいものですね。

まとめ ～ブッフェとは？

ブッフェとは主に立食形式の会食やパーティーのことですが、日本では「食べ放題」を指すことも多い言葉です。

日本では食べ放題のことを「ブッフェ」や「バイキング」と呼ぶのが一般的。しかし、食べ放題を「バイキング」と呼ぶのは日本だけです。

食べ放題を「バイキング」と呼ぶようになったのは、日本初の食べ放題レストランの店名「インペリアルバイキング」に由来します。インペリアルバイキングは、1957年に当時の帝国ホテル支配人がデンマークでスモーガスボードに出会ったことをきっかけに誕生しました。

千葉県館山市の「芳喜楼」で中華バイキングを満喫しよう（2018年の情報です）

バイキング 芳喜楼千葉県館山市の中国料理（芳喜楼HPより）

今回は、千葉県館山市にある人気の本格中華レストラン「芳喜楼（ほうきろう）」をご紹介しましょう。

「芳喜楼」の目玉は、なんといっても「中華バイキング」。ランチタイムは、平日・税別で1,680円ということで、早速私も行ってきました！　バイキングコーナーには、前菜・サラダ・一品料理・デザートが並んでいます。そして、人気の飲茶はワゴンで運んできてくれるんですよ。湯気がほわっほわっ。もちろん食べ放題。

さらに、麺またはご飯メニューもついていますので、ご家族やお友達と違うメニューを選んでシェアするものいいですよね。どのお料理もおいしくて、あれもこれもとついつい食べ過ぎてしまいました。

本格的な中華をお得に満喫！　ディナーバイキングもおススメですよ。芳喜楼は、館山自動車道・富浦インターチェンジからおよそ10分。地元割引やSNSでお得なキャンペーンも実施中です（すべて2018年現在の情報です）。

詳しくは、公式サイトをご覧ください。

中国料理　芳喜楼
〒294-0014
千葉県館山市山本195-1

JR内房線館山駅から車で5分
館山自動車道富浦インターチェンジを下車後、127号線を白浜方面に向かい、128号線との交差点、南総文化ホール交差点を左折。約10分。
TEL: 0470-29-7889
FAX: 0470-29-5669

詳細はこちら。

【ハロー千葉】