「土産」はどうして「みやげ」と読むの?

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「お土産」の読み方が「おみやげ」である理由と、本来の意味を解説

「ハロー千葉」では、千葉のイベント情報にあわせて耳より情報を紹介する。今回は「『お土産』の読み方が『おみやげ』である理由」と、国立歴史民俗博物館から「ニッポンおみやげ博物誌」の話題だ。

旅先に行けば必ず目に入るのが「お土産」。土地によって本当にさまざまなものがあり、お店を見ているだけであっという間に時間が過ぎてしまいますよね。また、旅行先で見たことや聞いたことを「お土産話」なんて言ったりもします。

しかし、「土産」という漢字をはじめて見て、「みやげ」と自然に読める人はほとんどいないと思います。「お土産」と書いて「おみやげ」と読むのはなぜだろうと思ったこと、一度はあるのではないでしょうか。

まずは、お土産の本来の意味からご説明します。

「お土産」の本来の意味は?

お土産の本来の意味は、「土地の産物」

お土産の本来の意味は、「土地の産物」。「土産」はもともと「どさん」、「とさん」と読む漢語です。

「お土産」の読み方が「おみやげ」である理由は?

神社でいただく「宮笥(みやけ)」がお土産の由来という説がある

「お土産」の読み方が「おみやげ」である理由は諸説ありますが、一説には「宮笥(みやけ)」に由来するからではないかといわれています。

宮笥とは、神社のお札を板に貼ったもののことだと考えられています。現在でも「○○宮笥」という商品名の食品があるなど、名残らしきものがありますよね。

夏休みはいつもより「お土産」に注目してみよう

夏休みなどの旅行シーズンは、特に力が入るお土産コーナー。旅行先での思い出は、誰かの特別なお土産話になることもあります。この夏休み、いつもより「お土産」に注目して過ごしてみるのはいかがでしょうか?

国立歴史民俗博物館「ニッポンおみやげ博物誌」開催(会期終了)

「土産」はどうして「みやげ」と読むの?
もうすぐお盆休みという方もいらっしゃるのではないでしょうか? 故郷へ帰るとき、お土産を選ぶ楽しみもありますよね!

今日は、国立歴史民俗博物館で2018年9月17日まで開催されている企画展示「ニッポンおみやげ博物誌」のご案内です。

近世から現代にかけて展開してきた「おみやげ」という贈答文化と、その背景となる旅と観光の様相を、所蔵する資料などを通して紹介しています。国民すべてが年に一度以上旅行に行くといわれる現代、お土産を贈ることも日常的なやり取りのひとつになりました。

お土産の歴史や背景をたどろう

この展示ではお土産が生まれる場所とその特徴、お土産と旅を経験する人々との関係にも注目しています。

資料約1,300点を展示し、お土産コレクションを通してさまざまな「おみやげ」の変遷や背景をたどりますこの機会に、贈ってももらっても嬉しい「おみやげ」について、じっくり考えてみたいものですね。詳しくはこちらをご覧ください。

ニッポンおみやげ博物誌(2018年会期終了)
開催期間:2018年7月10日(火)~9月17日(月・祝)
会場:国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B
料金
一般:830(560)円 / 高校生・大学生:450(250)円
小・中学生:無料 /※( )内は20名以上の団体

※総合展示もあわせてご覧になれます。
※毎週土曜日は高校生は入館無料です。
※障がい者手帳等保持者は手帳提示により、介護者と共に入館が無料です。

開館時間:9時30分~17時00分(入館は16時30分まで)
※開館日・開館時間を変更する場合があります。

休館日:月曜日(休日の場合は翌日が休館日となります)
※ただし、8月13日は開館

主催:大学共同利用機関法人人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館
詳しくはこちら

【ハロー千葉】

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