もとは精進料理?「がんもどき」は肉の代用品だった
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突然ですが、皆さんはおでんの具で何が一番好きでしょうか?
大根、たまご、はんぺん…いろいろな具があり、どれもおいしいですよね。なかでも、「がんもどき」が好きという方もいると思います。
さてこのがんもどき、いったい何の「もどき」なのでしょう?
漢字で表記する際、「雁擬き」と書く場合もあるそうです。「雁」とは「かり」とも呼ばれ、カモ目カモ科の水鳥のこと。豆腐やニンジン、レンコンなどを混ぜて揚げたがんもどきとは、ずいぶん遠い存在のような気がしますよね。
実は、がんもどきはもともと、精進料理として作られたものでした。
がんもどきの材料でもある豆腐や、こんにゃく、湯葉なども精進料理として重宝されるものです。江戸時代の終わり頃までは、こんにゃくを油で炒めたものを「がんもどき」と呼んでいた時期もあるようです。
一時期、「豆腐ハンバーグ」などが流行って、凍らせた豆腐の食感がお肉と似ている! と話題になったこともありますよね。
思えばずっと昔から、日本人は肉に見立てて豆腐を代用にしている文化があるのです。そう考えると、文化や歴史はくり返すものだと改めて実感しますね。
古くは仏教から生まれた精進料理は、国によってもちろん料理の品も違います。
まずは日本の精進料理を、一度しっかりと味わってみるのも面白いかもしれませんね。
さて時には、心静かに日本の伝統文化を体験してみませんか?
成田山新勝寺では、写経・精進料理の体験ができますよ!
書経というと、長い御経を一巻・・・と思いがちですが、お不動様をお祀りしている成田山新勝寺では、「南無大日大聖不動明王」という10文字の御宝号を、約15分をかけて書いていただきます。
この時の筆はお持ち帰り頂き、その後は精進料理をお召し上がり頂きます。
京成電鉄では往復の交通費と写経や精進料理、さらに成田山の参道で使える、1,000円分のクーポンがついて、例えば京成上野駅からの場合3,950円で販売しています。
お得なプランを上手に利用して、静寂の空間で心も体もリフレッシュしたいものですね~。
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