「オクラ」はどうしてネバネバするのか
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夏になると旬になる野菜、オクラ。納豆と混ぜて食べる、サッとおひたしにする、サラダにして食べる…。ご家庭によって色々な食べ方がありますよね。オクラといえば、特徴的なのがあのネバつき。あのネバネバって何だろう? と考えてみたことはあるでしょうか。
あのネバネバの正体、実は「ムチン」と呼ばれる成分です。名前だけなら知っている! という人も多いと思います。このムチン、糖を多量に含む、いわゆる「糖タンパク質」の混合物です。様々な動植物が持っているポピュラーな物質であり、私たちの細胞もムチンによって潤滑・保護されています。
それどころか、口の中や、胃腸などの消化器官、鼻腔や目に至るまで、動物がもつ粘液にはほぼムチンが含まれるそうです。食べ物だとネバネバの筆頭・納豆をはじめ、山芋里芋やレンコン、海藻などにも含まれているとのこと。ぬるぬるのウナギの表面にもムチンが分泌されているので、あんなに滑ってしまうのですね。
つまりムチンは、私たちの体の中で欠かせない成分なのです。オクラを食べてムチンを摂るということは、内臓の粘膜や肝臓、胃腸の保護につながります。また、タンパク質分解酵素も含まれるので、効率よくタンパク質を吸収でき、疲労回復・夏バテ防止に一役買ってくれるのです。
「オクラは体にいいらしいから…」と何となく食べるよりも、オクラがなぜ自分たちに必要なのか? と考えて食べると、食事が少し楽しくなりますね。今が旬のオクラをおいしく食べて、この先の猛暑を乗り越えていきましょう。
台風も台風ですが、暑さも記録的…。自然の猛威を痛切に感じる成田ゆめ牧場です。ですが、自然あるがゆえに恵みもある。それが成田ゆめ牧場なんです。
夏は栄養たっぷりな野菜が実る季節。ミニトマト、ナス、オクラ、キュウリ、ピーマン…。普段、スーパーに並ぶのを見慣れた夏野菜たちですが、どのように生っているかご存知ですか? 特にオクラ、想像できますか?
そんな驚きとともに「自分の手」で収穫した野菜を噛み締めると、格別な味に感じられるはず。自然に悩まされるこの夏ですが、一方、自然あっての恵みを感じられる成田ゆめ牧場で、普段なかなかできない体験をしてみてくださいね。
天候・育成状況次第で、終了している種類があるかもしれませんので、事前にご確認の上ご来場ください。
詳細はホームページをご覧ください。
夏野菜収穫体験
期間:7/14(土)~8月31日(木)
時間:平日 13:00~13:30、15:00~15:30
土日祝 13:00~15:30
※お盆期間の13~15日は、土日祝日スケジュールとなります。成田ゆめ牧場
〒289-0111 千葉県成田市名木730営業時間:9:00~17:00
※入場最終受付:16時
※GWや冬期(12月~2月)等、季節により変動がございます。
年中無休・年末年始も休まず営業いたします。
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【ハロー千葉】