本屋さんの常識が変わる 入場料1500円の書店とは?

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2019年2月21日(木)放送の「垣花正あなたとハッピー!」で、『入場料1500円の本屋さんが大盛況!?』と題し、特集した。

本屋さんの常識が変わる 入場料1500円の書店とは?

最近、街の本屋さんが少なくなった。書店調査会社アルメディアの調査によると、現在の全国の本屋さんの数は10年前と比べると、3割近くも減ってしまっているようだ。インターネットが普及し『ネット本屋』といわれるAmazonなどの台頭が、大きな要因と見られている。

そのような状況の中、入場料1500円というちょっと変わった本屋さんが大盛況!惜しまれつつも閉店した、青山ブックセンター六本木店の跡地に、去年12月に出来た『文喫』というお店。お店に入るために、1500円の入場料が必要という、ユニークな業態にも関わらず、今、入場規制をするほど、大盛況という噂を聞き、パーソナリティの垣花が取材へ・・・。

ロビーは、ホテルのフロントのイメージ。入場料1500円を払うと入館バッジを受け取る。営業時間の朝9時から夜11時まで、何時間でも滞在できる。人文科学、自然科学、アートなど、およそ3万冊が揃う。1冊として、同じ本はなく、並べてある本は、サイズも出版社もすべてバラバラ。本との「偶然の出会い」を楽しんでもらおうという仕掛けで、もちろん本を購入することもできる。好みの本を選んで喫茶室に行くと、コーヒー、煎茶が飲み放題!他にも、ビール、軽食(牛ほほ肉のハヤシライス)なども、本を読みながら、味わうことができる。

垣花『中にはソファなどがあって、くつろぎながら本を楽しむことができます、ビックリしたのが、寝っ転がりながら本を読めるソファがあったこと!オシャレな六本木美女たちが、そこでくつろいで寝っ転がりながら読んでるわけですよ』

さらに、本の並べ方にも特徴があったという。

垣花『本棚に並んでいる本は、ジャンルは同じなんですが、出版社やサイズがバラバラで、雑然と並べられているんですが、それがオシャレ。館内では、ネット機能を使ってほしい本を探せないので、様々な本が並べられた本棚で“こんな本を読むつもりじゃなかったけど、いい本と出会えた”と、自分が知らないような偶然の出会いができるわけです』

この文喫を、番組コメンテーターの新潮社・中瀬ゆかりは、こうコメントした。

『本を読まない人たちに向けての接点が増えることはいいことだと思います。そこで買わないにしても、これを機に読書の楽しさを知ってもらえることは、うれしいことですね』

入場料1500円の本屋さん『文喫』は、地下鉄日比谷線・大江戸線六本木駅から徒歩1分。朝9時から夜11時まで営業している。

 

番組情報

垣花正あなたとハッピー!

FM93/AM1242ニッポン放送 月~木 8:00~11:30

番組HP

ふつーの男・沖縄県宮古島出身の垣花正がお届けする、ニッポン放送が自信と不安をもってお送りする朝のワイド番組!レギュラー・ゲストとのコンビネーションもバッチリ!今の話題をハッピーにお届けしていきます!

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