家康公係って、どんな仕事? 愛知県岡崎市観光推進課に聞く
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ニッポン放送「週刊!なるほど!ニッポン」(3月10日放送)では、『愛知県 「愛知県岡崎市の観光推進課に家康公係が誕生!?」の巻』というトピックスを紹介した。
徳川家康、1603年から264年続いた江戸幕府を開いた徳川初代将軍です。「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」で有名ですね。
徳川家康ゆかりの地は日本全国にあります。実は、愛知県岡崎市。徳川家康の生誕の地であるのですよ。ご存じでしたか?
そんな岡崎市の観光推進課に、もうすぐ新年度から「家康公係」なる部署が新設されるそうです。「家康公係」?どんな仕事をする部署なのか?
岡崎市 観光推進課 課長 高橋広さんにお話しを伺います。
晴の輔「徳川家康は岡崎市生まれですよね?」
高橋「そうなんですよ。岡崎で生まれたのですけど、ちょっとしか住んでなくて、『桶狭間の合戦』はご存知ですか?今川義元が倒れた時に岡崎に帰ってきた。どうやら19歳の頃らしいです。その時から岡崎の城址に住んでいたのですが、29歳の時に浜松城に引っ越ししておりますので、岡崎市のイメージが無いのかと思います」
晴の輔「もうすぐ新年度で、「家康公係」を作られる。インパクトある名称ですし、正直家来みたいなイメージがあるのですけど」
高橋「(笑)観光課PR係ではつまらないものですし、岡崎と言ったら家康だから『家康係』にしちゃえ!と振り切っていこうと思っています!」
晴の輔「すごく分かりやすくて、いいですね。作るきっかけは何だったのでしょう?」
高橋「僕ら岡崎に住んでいる者は、家康が岡崎生まれであるのは、『100人いたら200人は知っている』のですけど(笑)だけど岡崎を離れてしまうと『どんなつながりがあるのですか?』と聞かれるさみしいところがありまして、僕らのPR不足かなと思ってしまうところがあるのです。ですからそこを払拭して、きちんと家康が岡崎市で生まれたこと、それは『オンリー・ワン』なわけですから、しっかりとPRしていこうと係は作られました」
晴の輔「なるほど。具体的に行うことは決まっているのですか?」
高橋「今年の秋口になるのですけど、名鉄東岡崎駅に家康の銅像を作ります。騎馬像といって、馬に乗っているものです」
晴の輔「へえええええ」
高橋「岡崎の家康はやはり『若き武者』なのです。19歳から29歳までの家康。よくTVとかで見る『お腹の出たタヌキおやじ』ではなくて、若武者、25歳ぐらいのイメージで作ります。凄く大きいもので、高さは9.5m」
晴の輔「ええっ!それはかなり大きいものですね!しかも若い家康像はどこにもなくて興味深いですね」
高橋「そうですね。この像は市民の方とか市内にある企業の協賛で作られることになりましたので、家康に対する想いはあるのだなと感じています」
晴の輔「是非とも行きたいと思います。銅像が出来るのは秋ですよね?」
高橋「そうです」
晴の輔「岡崎市は家康の生誕の地だぞ!とPR」
高橋「『なにくそ根性』の三河武士です。これからは家康が生まれた街であることを売ってまいります。尖って行きたいと思っています」
晴の輔「ビシビシとその想い伝わってきます!」
週刊なるほど!ニッポン
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