「マヨネーズは腐らない」って本当?
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「ハロー千葉」では、千葉のイベント情報に合わせて耳より情報を紹介する。今回はJA長生から、3月30日(土)にグランドオープンする農産物直売所「ながいき市場」の話題だ。
皆さんはどこかで、マヨネーズは腐らない、という噂を聞いたことがあるでしょうか?
食べ物はいずれ腐るもの。毎日の献立も食材がダメにならないように、計算してメニューを考えますよね。それが「腐らない」とは、一体どういうことなのでしょうか。
厳密に言うと、マヨネーズは腐らないわけではないものの、極めて腐りにくい性質のものではあるようです。
いちばんの要因は、高い抗菌作用を持つマヨネーズの主成分、「酢」と「塩」にあります。
まずお酢ですが、抗菌作用の高い調味料として挙げられる筆頭ですよね。
酢の成分である「酢酸」は、食べ物を腐らせるような多くの菌が生息できない成分です。菌が生きられないので、結果的にマヨネーズ自体の防腐にもなるのです。
また、マヨネーズには塩も含まれています。塩にも殺菌作用があり、菌が苦手とする成分です。
細菌も生き物ですので、水分を奪われたら死んでしまいます。塩は菌の浸透圧を変えるため、脱水された菌は死滅するというメカニズムです。よく魚などにも塩をふっておいて保存したりしますよね。
この殺菌効果の高い「酢」と「塩」が、さらに油で混ざり合うことで、抜群の腐りにくさを生み出しているのだそうです。
すごいのは、これら全てが天然の素材というところ。マヨネーズには規格(JAS規格)によって使える添加物が決まっており、保存料などは混入が禁止されているのです。
腐りやすい卵なども主成分でありながら、「腐らない」と言われている秘密はここにあるのですね。
ただし、酢・塩・油がちょうどよく混ざり合っている状態は、温度によって変わってしまいます。商品によっても細かい規定温度がありますが、その温度から極端に外れてしまうと、成分が分離して抗菌力もなくなるため注意が必要です。
また、開封後か未開封かでも保存条件は変わりますので、くれぐれも「腐りづらいから大丈夫!」と過信しすぎないようにしましょう。
漢字で「ながいき」と書く、縁起の良いJA長生(ちょうせい)から耳寄りなお知らせです。
3月30日(土)に、JA長生は新しい農産物直売所「ながいき市場」をオープンします。
農家の食卓でしか並ばないような、地元・長生で取れた旬の採れたて、もぎたての野菜や果物をお届けする直売所です。
この時期にオススメなのは、甘味がのった「ながいきトマト」。ながいき市場オープン記念として、30日・31日の2日間、500円以上ご購入いただいた方で先着1,000に紅白餅をプレゼントいたします。
店頭ではイベントをたくさん用意し、皆様のお越しを楽しみにお待ちしています。
JA長生は、地元の自慢のトマトをはじめ、これから旬を迎えるタケノコ、新玉ねぎ、キュウリなど豊富に取り揃えて行きます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
詳しくは、JA長生農産物直売所ながいき市場、電話 0475-44-6800 まで。
JA長生のホームページもぜひご覧ください。ながいき市場の特設ページもありますよ。
JA長生 農産物直売所
「ながいき市場」
グランドオープン:2019年3月30日(土)
特設ページはこちら。