「マヨネーズは腐らない」って本当?
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マヨネーズは腐る? 腐らない? マヨネーズの噂を解説
「ハロー千葉」では、千葉のイベント情報にあわせて耳より情報を紹介する。今回は「マヨネーズは腐るのか、腐らないのか」という話と、JA長生から農産物直売所「ながいき市場」の話題だ。
皆さんはどこかで、マヨネーズは腐らないという噂を聞いたことがあるでしょうか?
食べ物はいずれ腐るもの。毎日の献立も食材がダメにならないように、計算してメニューを考えますよね。それが「腐らない」とは、一体どういうことなのでしょうか。
「マヨネーズは腐らない」という噂は本当?
マヨネーズは腐らないわけではない。しかし、「酢」と「塩」の効果で腐りにくい
「マヨネーズは腐らない」という噂は、厳密に言うと本当ではありません。しかし、マヨネーズは極めて腐りにくい性質の食品ではあります。
マヨネーズが腐りにくいいちばんの要因は、高い抗菌作用を持つマヨネーズの主成分「酢」と「塩」にあります。
酢の成分「酢酸」が、マヨネーズが腐るのを防いでいる
まず酢ですが、抗菌作用の高い調味料として挙げられるものの筆頭ですよね。
酢の成分である「酢酸」は、食べ物を腐らせるような多くの菌が生息できない成分です。菌が生きられないので、結果的にマヨネーズ自体の防腐にもつながるのです。
「塩」にもマヨネーズが腐らないようにする殺菌作用がある
マヨネーズには塩も含まれています。塩にも殺菌作用があり、菌が苦手とする成分です。
細菌も生き物ですので、水分を奪われたら死んでしまいます。塩は菌の浸透圧を変えるため、脱水された菌は死滅するというメカニズムです。よく魚などにも塩をふっておいて保存したりしますよね。
油と混ざり合うことで、マヨネーズの腐らない効果がアップする
殺菌効果の高い「酢」と「塩」が、さらに油で混ざり合うことで抜群の腐りにくさを生み出しているのだそうです。
すごいのは、これらすべてが天然の素材というところ。マヨネーズには食品表示基準によって使える添加物が決まっており、保存料などを入れるのが禁止されているのです。
腐りやすい卵なども主成分でありながら、「腐らない」と言われている秘密はここにあるのですね。
過信は禁物。マヨネーズの成分が分離すると腐ることもあるので注意
ただし、酢・塩・油がちょうどよく混ざり合っている状態は、温度によって変わってしまいます。商品によっても細かい規定温度がありますが、その温度から極端に外れてしまうと、成分が分離して抗菌力も低くなるため注意が必要です。
また、開封後か未開封かでも保存条件は変わりますので、くれぐれも「腐りづらいから大丈夫!」と過信しすぎないようにしましょう。
まとめ ~マヨネーズは腐らない?
マヨネーズは、腐らないわけではありません。しかし、マヨネーズは極めて腐りにくい性質の食品です。
マヨネーズが腐りにくいいちばんの要因は、マヨネーズの主成分である「酢」と「塩」にあります。酢の成分である「酢酸」は高い抗菌作用を持っています。加えて、塩には殺菌作用があります。
そんな酢と塩に油が混ざり合うことで、マヨネーズは抜群の腐りにくさを誇っているんですよ。ただし、成分が分離して抗菌力が落ちれば腐ることもあるため、過信は禁物です。
JA長生よりお知らせ
漢字で「ながいき」と書く、縁起の良いJA長生(ちょうせい)から耳寄りなお知らせです。
2019年3月30日(土)農産物直売所「ながいき市場」がオープン
3月30日(土)に、JA長生は新しい農産物直売所「ながいき市場」をオープンします。
農家の食卓でしか並ばないような、地元・長生で取れた旬の採れたて、もぎたての野菜や果物をお届けする直売所です。
この時期にオススメなのは、甘味がのった「ながいきトマト」。ながいき市場オープン記念として、30日・31日の2日間、500円以上ご購入いただいた方で先着1,000に紅白餅をプレゼントいたします(イベント終了)。
店頭ではイベントをたくさん用意し、皆様のお越しを楽しみにお待ちしています。
JA長生は、地元の自慢のトマトをはじめ、これから旬を迎えるタケノコ、新玉ねぎ、キュウリなど豊富に取り揃えて行きます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
詳しくは、JA長生農産物直売所ながいき市場、電話 0475-44-6800 まで。
JA長生の公式サイトもぜひご覧ください。ながいき市場の公式サイトもありますよ。
JA長生 農産物直売所
「ながいき市場」
グランドオープン:2019年3月30日(土)
ながいき市場のページはこちら。