赤ちゃんがかわいいのはなぜ？ 「ベビースキーマ」について解説

「ハロー千葉」では、千葉のイベント情報にあわせて耳より情報を紹介する。今回は「赤ちゃんをかわいいと感じさせるベビースキーマ」の話と、成田ゆめ牧場より「一人で初めてのお買い物」の話題だ。

「赤ちゃんって、なぜこんなにかわいいんだろう？」と思ったことはないでしょうか。

人でも動物でも関係なく、小さい赤ちゃんはよちよちしていて本当にかわいいですよね。赤ちゃんが困っていたり泣いていたりすると、すぐ手を差し伸べてしまうものです。

この赤ちゃんをかわいいと思う感情には、「ベビースキーマ」が関係していると考えられています。

赤ちゃんをかわいいと感じさせる「ベビースキーマ」とは？

ベビースキーマとは、人間や動物の赤ちゃんに見られる体の特徴

ベビースキーマとは、人間や動物の赤ちゃんに見られる身体的な特徴です。ベビースキーマはノーベル賞も受賞している、動物行動学者コンラート・ローレンツ（Konrad Lorenz）氏によって提唱されました。

このベビースキーマによって私たちは赤ちゃんを「かわいい」と感じ、自然と守ろうとする心理がはたらくのだと言います。

赤ちゃんの大きな頭、ふっくらした頬、短い手足などがベビースキーマ

例えば、体に対して頭の割合が大きいこと、目が大きく丸くて顔のなかの低い位置にあること、頬がふっくらしていること、手足が短くて動作がぎこちないこと…などがベビースキーマに挙げられます。

赤ちゃんをかわいいと感じるのは、ベビースキーマの影響

赤ちゃんを見るとつい微笑んでしまったり、思わずあやしたりしてしまうのはベビースキーマの影響によるもの。私たちの本能に組み込まれた反応ということです。

ベビースキーマは、人間だけでなく動物の赤ちゃんにもある

前述したとおり、人間だけではなく動物の赤ちゃんにも同じようにベビースキーマがあります。

動物の赤ちゃんも、やはり頭や目が大きくて、体がずんぐりむっくりしていますよね。動物の赤ちゃんもベビースキーマによって親の庇護欲を刺激し、自分の身を守ってもらっているのです。

最もかわいいと思える赤ちゃんの年齢は、1歳前という調査結果がある

ちなみに、赤ちゃんの年齢で「最もかわいい」と思えるのは1歳前という調査結果があるそうです。「かわいい」という感情には「相手を守りたい」「保護したい」という気持ちだけでなく、「仲良くなりたい」という気持ちも含まれるのだとか。

活発に動き出す1歳前の赤ちゃんに対しては、特にそういった気持ちが湧いてくるのかもしれませんね。

まとめ ～ベビースキーマとは？

ベビースキーマとは、人間や動物の赤ちゃんに見られる身体的な特徴です。

ベビースキーマは、動物行動学者のコンラート・ローレンツ氏によって提唱されました。大きな頭、丸くて大きな目、ふっくらした頬、短い手足などがベビースキーマの一例です。

私たちが赤ちゃんをかわいいと感じ、自然と守ろうとする心理がはたらくのは、ベビースキーマの影響を受けているためだと言われています。

成田ゆめ牧場の子ども向けイベント情報（イベント終了）

皆さん、一人で初めてお店に行って品物を選び、お会計した時のことを覚えていますか？　とても不安だったのは間違いないと思います。親御さんの立場になると、迷子はもちろん交通事故も心配ですよね。でも、子どもは「初めて」を経験しないと成長することもない…。

そんなお気持ちの親御さんにぴったりなイベントが、成田ゆめ牧場で開催されます。その名も「一人で初めてのお買い物」！

牧場内の4つのお店から、3つの指定商品を買ってきてもらいます。もちろん本物のお買い物ですが、車は走らずスタッフも見守るので安心安全。本格的なお買い物の予行練習にぴったりですね。課題商品を間違えることなく、制限時間内に買ってくることができたら、うれしいご褒美を差し上げます。

ただし、大人気イベントにつき満枠の可能性がございます。ご予約状況の確認、ご予約はお電話にて承っております。小さな手にお財布を握りしめていざ出発！ あわせて公式サイトもご覧ください。

一人で初めてのお買い物（2019年イベント終了）
時間：12：00～13：30
料金：無料（牧場入場料別途）
予約：0476－96－1001　※要電話予約
定員：先着50名
※お買い物いただく商品代（約1,000円）はご負担いただきます
※荒天中止
詳しくはこちら。