カタカナは“漢字の一部分を取って作られたもの”
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そもそも『ひらがな』と『カタカナ』の違いとは
ひらがなの歴史
『万葉仮名』を崩して書いたのがひらがな
“漢字を使って日本語の音を表すやり方”として、”漢字そのものには意味がなくて、音を表すだけのために使われる漢字”『万葉仮名(まんようがな)』が生まれましたが、それを崩して書いたことでできたのが、ひらがなです。
カタカナも『万葉仮名』から誕生
カタカナの元の漢字は?
カタカナもひらがなと同じように『万葉仮名』、つまり漢字から生まれました。
但し、ひらがなと違うのは、漢字の一部分を取って作られています。
例えば『ウ』の場合、『宇』の上の部分、『うかんむり』の所から作られたものだそうです。
他にも『イ』は『伊』の左側の部分、『にんべん』の所から作られたもの。
『エ』は、『江』の右側の部分から作られたそうです。
同じ漢字からひらがなとカタカナができたものも
1つの同じ漢字から、ひらがなとカタカナの両方ができたものもあるそうです。
それは『か(カ)』です。どちらも『加』からできたものです。
ひらがなの『か』は、『加』を崩して書いたことでできて、カタカナの『カ』は、『加』の左側の部分からできたものだそうです。
元の漢字は1つだけではない
そうやってできた『ひらがな』と『カタカナ』ですが、元になった漢字は1つだけではなくて、いくつもあるそうです。
ひらがなは『漢字の文字全体を崩して作られたもの』、カタカナは『漢字の文字の一部分を取って作られたもの』。この違い、ぜひ覚えて下さいネ。
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