カタカナは“漢字の一部分を取って作られたもの”
公開: 更新:
“漢字を使って日本語の音を表すやり方”として、”漢字そのものには意味がなくて、音を表すだけのために使われる漢字”『万葉仮名(まんようがな)』が生まれましたが、それを崩して書いたことでできたのが、ひらがなです。
カタカナもひらがなと同じように『万葉仮名』、つまり漢字から生まれました。但し、ひらがなと違うのは、漢字の一部分を取って作られています。
例えば『ウ』の場合、『宇』の上の部分、『うかんむり』の所から作られたものだそうです。
他にも『イ』は『伊』の左側の部分、『にんべん』の所から作られたもの。『エ』は、『江』の右側の部分から作られたそうです。
1つの同じ漢字から、ひらがなとカタカナの両方ができたものもあるそうです。それは『か(カ)』です。どちらも『加』からできたものです。
ひらがなの『か』は、『加』を崩して書いたことでできて、カタカナの『カ』は、『加』の左側の部分からできたものだそうです。
そうやってできた『ひらがな』と『カタカナ』ですが、元になった漢字は1つだけではなくて、いくつもあるそうです。
ひらがなは『漢字の文字全体を崩して作られたもの』、カタカナは『漢字の文字の一部分を取って作られたもの』。この違い、ぜひ覚えて下さいネ。
ニッポン放送ほか全国ネット
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 朝7:37から(「飯田浩司のOK! Cozy up!」内)
ネット局の放送時間は各放送局のホームページでお確かめください。