東京ドーム10個分以上の広さがある『大王わさび農場』とは?
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日本三大わさび
日本には“三大わさび”と呼ばれる産地があります。
長野県安曇野市の『安曇野わさび』、静岡県静岡市の『有東木わさび』、島根県益田市の『匹見わさび』の3つです。
安曇野わさび
東京ドーム10個分以上の広さ『大王わさび農場』
2017年(平成29年)の『本わさび』の生産量は長野県が1位で、特に『沢わさび(水わさび)』の生産量は2位の静岡県の2倍以上です。
そんな長野県のわさびの9割を、安曇野産のわさびが占めています。
『安曇野わさび』は、北アルプスの雪解け水が湧き出した地下水を利用して栽培されています。
なかでも、東京ドーム10個分以上の広さを持つ『大王わさび農場』は、一大観光スポットとしても知られています。
有東木わさび
日本のわさび栽培の発祥
静岡県の『有東木わさび』の『有東木』とは、地名です。
こちらには“ワサビ山”と呼ばれる大きなワサビ田があります。
江戸時代初期、このワサビ山付近に自然に生えていたわさびを移植して栽培を始めたのが、日本のわさび栽培の発祥とされています。
匹見わさび
幻のワサビ!?
島根県の『匹見わさび』の『匹見』も地名です。
『匹見わさび』は急斜面に石を積んだ“渓流式ワサビ田”と呼ばれる、昔ながらの自然に近い方法で栽培されています。
一時期、生産量が大きく減ったことから“幻のワサビ”と呼ばれるようになりましたが、最近では『匹見わさび』の存続を目指して、様々な取り組みが行われているそうです。
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