西洋わさび~辛さは本わさびの約1.5倍!
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西洋わさびとは
英語では『ホースラディッシュ』
ヨーロッパ原産
『西洋わさび』とは、ヨーロッパ原産の植物で『ワサビダイコン』、『山わさび』とも呼ばれています。
英語では『ホースラディッシュ』、フランス語では『レフォール』です。
本わさびとの違いは
『本わさび』と同じアブラナ科の植物ですが、見た目が異なります。
『本わさび』には『根茎』がありますが、『西洋わさび』にはありません。
そのため、白い根の部分を食用としています。
使い方と特徴
肉料理の付け合わせとして
『西洋わさび』は明治初期に日本に伝わって来ました。
西洋料理ではローストビーフなど肉料理の付け合わせとして、すり下ろして使われています。
辛さは『本わさび』の約1.5倍
すり下ろすと『本わさび』と似た辛味成分が出ますが、その辛さは『本わさび』の約1.5倍と言われています。
鼻にツーンと来る辛さや独特の酸味、特有の風味が特徴です。
加工わさびの原料にも
そんなところから『本わさび』の代用として緑色に着色されて、『粉わさび』や『チューブ入りわさび』といった『加工わさび』の原料としても使われています。
『チューブ入りわさび』でも『本わさび』を使ったモノの場合、その多くは『西洋わさび』と区別するために『本わさび入り』といった標記があるそうです。
北海道での呼び名は『山わさび』
北海道では『山わさび』の名前で親しまれている『西洋わさび』ですが、醤油漬けにしてご飯にのせて頂いたりするそうです。
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