2019年、スクリーンを賑わせた俳優・女優たち

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【しゃベルシネマ by 八雲ふみね 第751回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。支配人の八雲ふみねです。シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベりたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

 

元号が平成から令和に変わり、エンタテインメントシーンにおいても、さまざまなトピックがあった2019年。そこで今回は、2019年スクリーンを賑わせた俳優・女優たちを掘り起こします。

※写真は『カツベン!』より

多彩なキャラクターを演じきる、若手実力派俳優・女優たち

2019年、もっとも勢いを感じた若手俳優のひとりと言える成田凌。

ファッション誌「MEN’S NON-NO」の専属モデルからキャリアをスタートしましたが、本人が目指していたのは、あくまでも俳優。人懐っこい弟キャラから憎みきれない女たらしまで、振り幅の広い演技力で、観客を魅了し続けています。

『愛がなんだ』や『さよならくちびる』など6本の映画に出演し、現在は初主演映画『カツベン!』が大ヒット公開中。クールでアンニュイな表情が印象的な成田さんですが、『カツベン!』ではおっちょこちょいな三枚目キャラも披露。その引き出しの多さには、俳優としてのポテンシャルの高さを感じずにはいられません。

2020年は2月21日公開の『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』をはじめ、公開待機作が目白押し。今度はどんなキャラクターでスクリーンに登場してくれるのか、いまからとても楽しみですね。

※写真は『ラストレター』より

2019年大ヒットした新海誠監督によるアニメーション映画『天気の子』でヒロイン・天野陽菜の声を担当し、一躍注目を集めた森七菜。

他にも、テレビドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」、映画『東京喰種トーキョーグール【S】』『最初の晩餐』『地獄少女』といった話題作に出演。あどけなさと透明感を併せ持ち、日経トレンディが選ぶ「来年の顔」にも選ばれた、いまもっとも輝く若手女優です。

2020年1月17日から公開される『ラストレター』では、出演および主題歌「カエルノウタ」で歌手デビューも果たすことに。また 2020年1月2日、新春のニッポン放送「オールナイトニッポン 0(ZERO)」ではパーソナリティに初挑戦します。どんな放送になるか、期待大です!

※写真は『デイアンドナイト』より

『愛唄 約束のナクヒト』『デイアンドナイト』『いちごの唄』で、それぞれみずみずしい演技を披露した清原果耶。17歳とは思えぬ卓越した演技力と存在感で、2019年はドラマ、映画、CMに引っ張りだことなった1年でした。

なかでも2019年1月に公開された『デイアンドナイト』では、家族の愛情を知らずに育った少女・奈々を熱演。その演技力の高さは、本作のプロデューサーで演技派俳優として名高い山田孝之が「清原さん自身が奈々だった」と、役との“シンクロ度”を絶賛するほど。

2020年春には、高校卒業を機に、大阪から上京。芸能活動を本格化するとのこと。今後、ますます幅広い活躍が期待できそうです。

※写真は『屍人荘の殺人』より

連続テレビ小説「半分、青い。」への出演をきっかけに、一躍、人気俳優の仲間入りを果たした中村倫也。

2019年は、テレビドラマ「凪のお暇」や映画『美人が婚活してみたら』『屍人荘の殺人』などで個性的なキャラクターを見事に演じ、注目の的となりました。

“メンヘラ製造機”なるキャラクターから非モテ系男子まで、役ごとに顔つきまでガラリと変化。多彩な役どころを難なくこなしてしまうのも、俳優としての経験値の高さゆえでしょう。

2020年も2月14日公開の『影裏』をはじめ、話題作への出演が続きます。作品ごとにどんな“顔”を見せてくれるのか、気になるトコロですね。

 

<作品情報>
■カツベン!
全国公開中
監督:周防正行
脚本・監督補:片島章三
音楽:周防義和
エンディング曲:奥田民生
出演:成田凌、黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾、音尾琢真、竹中直人、渡辺えり、井上真央、小日向文世、竹野内豊
(C)2019 「カツベン!」製作委員会
公式サイト https://www.katsuben.jp/

■ラストレター
2020年1月17日(金)から全国東宝系にて公開
監督・脚本・編集:岩井俊二
原作:岩井俊二「ラストレター」(文春文庫刊)
主題歌:森七菜「カエルノウタ」(Sony Music Labels)
出演:松たか子、広瀬すず、庵野秀明、森七菜、小室等、水越けいこ、木内みどり、鈴木慶一、豊川悦司、中山美穂、神木隆之介、福山雅治
(C)2020「ラストレター」製作委員会
公式サイト https://last-letter-movie.jp/

■デイアンドナイト
2019年12月19日DVD&Blu-rayリリース デジタル配信スタート
企画・原案:阿部進之介
脚本:藤井道人、小寺和久、山田孝之
監督:藤井道人
プロデューサー:山田孝之・伊藤主税・岩崎雅公
主題歌:大野奈々「気まぐれ雲」(作詞・作曲・プロデュース:野田洋次郎)
出演:阿部進之介、安藤政信、清原果耶、小西真奈美、佐津川愛美、深水元基、藤本涼、笠松将、池端レイナ、山中崇、淵上泰史、渡辺裕之、室井滋、田中哲司 ほか
(C)「デイアンドナイト」製作委員会
公式サイト https://day-and-night-movie.com/

■屍人荘の殺人
全国東宝系にて公開中
監督:木村ひさし
原作:今村昌弘「屍人荘の殺人」(創元推理文庫刊)
脚本:蒔田光治
音楽:Tangerine House
主題歌:Perfume「再生」(作詞/作曲 中田ヤスタカ)[UNIVERSAL MUSIC]
出演:神木隆之介、浜辺美波、葉山奨之、矢本悠馬、佐久間由衣、山田杏奈、大関れいか、福本莉子、塚地武雅、ふせえり、池田鉄洋、古川雄輝、柄本時生、中村倫也
(C)2019「屍人荘の殺人」製作委員会
公式サイト https://shijinsou.jp/

ニッポン放送「しゃベルシネマ」

八雲ふみね

映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。
機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。
初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。
トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com

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