新津駅「新潟和牛弁当」(1130円)~自家製めんつゆで仕立てた和風牛肉駅弁!

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】

キハ40・47形気動車・普通列車、磐越西線・馬下~猿和田間

磐越西線を走るキハ40系列のディーゼルカー。
25年前の平成7(1995)年、ディーゼル機関車がけん引する客車列車がなくなってからは、磐越西線の主力として活躍してきました。
国鉄時代の雰囲気をよく残した車両もあり、乗り込めば、一昔前の懐かしい雰囲気です。
これらの車両も、3月のダイヤ改正で新型車両への置き換えが発表されています。

(参考)JR東日本新潟支社・ニュースリリース、2019年12月13日分

GV-E400系気動車・普通列車、信越本線・荻川~さつき野間

国鉄形気動車に代わって、新潟地区に登場しているのは、GV-E400系気動車。
見た目の近未来感もさることながら、車内のボックスシートの間隔が拡大されて、ゆったりと座れるようになり、内装も新潟らしく朱鷺色のピンクを基調としたシートになりました。
また車内放送も、日本語・英語対応の自動放送が導入された他、車いす対応トイレや、LED照明など、新型車両ならではの設備も兼ね備えています。

新潟和牛弁当

さて、“いまどきの駅弁”と言えば、依然として牛肉系駅弁は、根強い人気があります。
磐越西線の始発駅・新津を拠点に駅弁を製造している「三新軒」の牛肉駅弁と言えば、「新潟和牛弁当」(1130円)。
包装には、「自家製めんつゆ仕立て」「新潟県産和牛の深い旨味と、相性のいいゴボウを“めんつゆ仕立て”で丹念に仕上げました」という言葉が記されています。

道の駅・花夢里にいつ(2014年撮影)

じつは三新軒、駅そば屋さんは展開していませんが、新津駅からバスで20分のところにある「道の駅・花夢里にいつ」で、「川根のたぬき小屋」という飲食店をやっています。
こちらではそばやうどんなどの麺類も出しており、“自家製めんつゆ”というのも納得。
ちなみに、道の駅の一角には、「日本チューリップ発祥の地記念碑」も建てられています。
日本でチューリップ球根の商業的な栽培が始まったのは、この辺りなんだそうです。

(参考)新潟市ホームページ

新潟和牛弁当

【おしながき】
・白飯(新潟県産)
・新潟和牛ごぼう煮
・玉子焼き
・菜の花の油炒め
・大根桜漬け

新潟和牛弁当

新潟県内で育てられた黒毛和種で、品質規格等級がA3、B3以上の「にいがた和牛」。
この「にいがた和牛」をメインにごぼうを入れて、オリジナルのめんつゆで味付けしたという牛肉煮が、新潟県産コシヒカリの白いご飯の上にたっぷりと載っています。
「新潟和牛弁当」は、和風の味付けが楽しめる駅弁。
牛肉駅弁は各地にあれど、味付けへのこだわりは、各社でまったく異なるのが面白いですね。

(参考)新潟県ホームページ

キハ110系気動車・普通列車、磐越西線・東新津~新津間

磐越西線では、キハ40系列の気動車と共に、キハ110系気動車が運行されています。
JR生まれのこちらの車両は、3月のダイヤ改正以降も、引き続き活躍の予定。
ボックス席の窓にもしっかりカーテンが付いていたり、バブルの残り香も少し感じられます。
汽車旅の雰囲気を残してきたローカル線でも、いよいよ進んできた世代交代。
改めて“明治は遠くになりにけり”ならぬ、“昭和は遠くになりにけり”と感じる令和の春です。

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