80代の世界記録ランナーが明かす、マラソンの楽しみ方
公開: 更新:
70歳でマラソンデビューし、80代でフルマラソンの世界記録を樹立したランナー・中野陽子さんが、マラソンの魅力を語った。

AFP PHOTO/Toru YAMANAKA AFP=時事 撮影日:2014年07月28日 写真提供:時事通信社
中野さんは、2月18日のニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」に出演し、高校の同窓会で「靴さえあればできる、お金がかからない運動」だと恩師の先生から聞いたことで、70歳からマラソンを始めようと思ったと明かした。
そして73歳の時に自己ベスト3時間49分を記録、76歳で100キロマラソンを完走。そして2017年・81歳の時に東京マラソンを4時間11分45秒で完走し、80歳から84歳部門での世界新記録を樹立した。
そんな中野さんが考えるマラソンの魅力とは?
「マラソンはただ走るだけでは駄目。スピードやペースを考えたり、ストレッチしたりと計画を立てて遂行するんですが、いざやってみると計画通りにはいきません。30kmを迎えて『二度と走るもんか』と思う時もあれば、『まだいける』と思う時もある。『何でこんな苦しい思いをこの年になってやらなきゃならないの?』とも思いますが、その後にはたくさんの楽しみがある」
また、いつまでも走り続ける秘訣を聞くと……
「お友達ができて、一緒に話しながら走る。それはすごく楽しいこと。とにかく楽しく走る。旅行を兼ねながらいろんな地方へ行って、マラソンだけじゃなく食べることとか景色のいいところへ行って楽しんでマラソンしています」