肩こりを減らすにはどうしたらいいの? 医師が回答
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ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」(3月17日放送)で、「肩こりしない体づくり」に関して医師が回答した。
番組に寄せられた健康の疑問『肩こりしない体づくりってできるの?』に対して、医師が回答した。
「肩こりをしないというのは、なかなか難しいことだと思います。(医師である)私自身も肩がこります。でも次のことを意識すると、随分肩こりが減らせますよ。
まずは姿勢です。いつも机に座って、前かがみの姿勢になっていませんか? 猫背になっていませんか? 同じ姿勢を長時間続けていませんか?
正しい姿勢を意識してみましょう。背骨は横から見ると、アルファベッドのS字のカーブを描いています。このカーブを意識した姿勢を心がけてみましょう。
首や肩周りの柔軟性はどうでしょうか? ストレッチをすることで、常に緊張している筋肉をほぐし、血行をよくしてくれます。頭を前後にゆっくり動かしたり、左右に倒したり、左右を向いてみてください。
また、両手を体の前で組んで腕を前に伸ばすのも効果的です。気持ちの良い範囲でストレッチをしてみましょう。
筋力はどうでしょうか? 肩には常に両腕の重さがかかっています。ある程度の筋力を保つことで、肩こりを減らせます。肩をすくめ、次にゆっくり肩を下す運動をしてください。両手に重りを持って行うのもよいです。
その他にもストレスを抱えていたり、運動不足だったり、睡眠不足だったり、栄養状態はいかがでしょうか? リラックスできる自分なりの方法を行ったり、適度な運動をしたり、睡眠を確保し、食べ過ぎ・飲み過ぎで胃腸への負担をかけないよう意識して生活してみましょう。
まずは姿勢とストレッチから試してみてください。これだけでも、随分肩こりは減らせると思います」
番組情報
素敵な音楽&豊かな暮らしを、あなたに!「草野満代 夕暮れWONDER4」
(放送は2020年7月2日まで)