仇討ちに燃える銀行強盗が、最凶の大仕事とは…
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【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第846回】
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。
今回は、世界配信中のNetflix映画『ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム』をご紹介します。
エドガー・ラミレス主演 アクション満載のクライムアクション・エンターテインメント
リック・リメンダーとグレッグ・トッキーニによるグラフィックノベルを原作に、『トランスポーター3 アンリミテッド』『96時間/リベンジ』『96時間/レクイエム』などを手がけたオリヴィエ・メガトン監督が映画化した『ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム』。
ディストピア到来寸前のアメリカを舞台に、アメリカ史上“最後”の強盗劇が展開して行きます。
近未来のアメリカ。政府は治安の悪化を阻止するために、脳内のシナプスを操作して、違法行為を起こす前に犯罪を制御できる“シグナル”を発信する計画を、実行に移そうとしていた。
経験豊富な犯罪者グラハム・ブリックは、仲間を集めて強盗団を結成。“シグナル”が発信され、あらゆる犯罪が抑止される前に、アメリカ史上最後にして最大の強盗を行おうとするが…。
主人公で強盗集団のリーダー、グラハム・ブリックを演じるのは、エドガー・ラミレス。ブリックに強盗の話を持ちかける男ケヴィン・キャッシュ役にマイケル・ピット。
そして天才ハッカーにして本作のヒロイン、シェルビー・デュプリーにはアンナ・ブリュースターと、個性的なキャストが集結。ストーリーが進むほどに、キャラクターたちのバックボーンが浮き彫りとなり、目が離せませんよ。
“荒くれ者たちが政府に反旗を翻す”というメインストーリーを軸に、個々のキャラクターのサイドストーリーを絡めながら多様なドラマが展開して行く本作。
新感覚のクライムアクション・エンターテインメントです。
■Netflix映画『ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム』
Netflixにて独占配信中
監督:オリヴィエ・メガトン
脚本:カール・ガイダシェク、リック・リメンダー
原作:リック・リメンダー、グレッグ・トッキーニ
出演:エドガー・ラミレス、マイケル・ピット、アンナ・ブリュースター、パトリック・バーギン、シャールト・コプリー、ブランドン・オーレ、タメル・ブルジャック、テレンス・メイナード、ジェームズ・リチャード・マーシャル
原題:The Last Days of American Crime
公式サイト https://www.netflix.com/jp/title/80198975
連載情報
Tokyo cinema cloud X
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。
著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/