東京駅「江戸甘味噌かつ弁当」(850円)~駅弁はスマホで予約! サクッと受け取り!!

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】

E235系電車・普通列車、山手線・駒込~田端間

東京都心を約1時間でぐるりと回る山手線。
大正14(1925)年に環状運転を開始してから、今年(2020年)で95年となります。
高度経済成長期に登場した103系電車以来の「うぐいす色」は、山手線のカラーとして、205系電車、E231系電車、そして現在に至るまで受け継がれています。
最新のE235系電車デビュー時には、スマートフォンのようなデザインも話題を呼びました。

(参考)品川区ホームページほか

JR東日本フーズウェブサイト

さて、東京駅から新幹線に乗って各地へ向かうとき、長距離のきっぷは「東京山手線内」、「東京都区内」発となることが多く、山手線に揺られていく方も多いと思います。
じつはこの移動中に、スマートフォンでサクッと、「駅弁の予約」ができるんです。
大きな荷物を持っての駅弁選びは大変…と思っていた方でも、受け取るだけなら楽チン。
まずは、東京駅などで駅弁を販売する「JR東日本フーズ」のサイトにアクセスします。

JR東日本フーズウェブサイト

メニューから「駅弁情報」をタップしてスクロールすると、「PICK UP」のところに、「スマホで駅弁予約」と書かれたバナーがあります。
これをタップすると、「駅弁屋+ネット注文」のサイトが立ち上がります。
基本的な駅弁購入の流れは、「店舗を選ぶ」→「商品を探す」→「注文する」→「受け取る」の4つのステップがあります。

■1.店舗を選ぶ

JR東日本フーズ駅弁予約サイト(店舗を選ぶ)

予約サイト・トップページの「今すぐネットで注文」をタップすると、4店舗表示されます。
新宿駅の「駅弁屋 頂」、上野駅の「駅弁屋 上野中央改札店」、東京駅の「駅弁屋 踊」と「駅弁屋 東京駅新幹線南乗換口店」の4つ。
今回は、当日予約でスグに受け取りもできる東京駅の「駅弁屋 踊」を選択。
「駅弁屋 踊」は、6月17日にリニューアルオープンしたばかりです。

■2.商品を探す

JR東日本フーズ予約サイト(商品を探す)

受け取りのお店を選択したら、今度は駅弁選びに入ります。
「駅弁屋 踊」では7:00~18:00の間で予約受け取りに対応。(17:45ラストオーダー)
店舗に設置されたセルフオーダー端末同様、「おすすめ」「駅弁屋祭 人気商品」「定番商品」「サンド・おつまみ」「お飲み物」「お持ち帰り袋」をタップすると、駅弁が表示されます。
定番から「深川めし」を…と思ったら売り切れでしょうか、お隣の新作を今回はチョイス!

■3.注文する

JR東日本フーズ予約サイト(注文する)

駅弁を選び終わったら、「ご注文手続きへ進む」をタップすると、受け取り店舗と注文した駅弁が表示されますので、ここで「受け取り時間」を選択します。
10分単位で表示されますので、新幹線・特急の発車時刻から逆算して設定。
合わせて、名前、携帯電話番号などを入力し、クレジットカード決済もここで行います。
事前に氏名などを登録してログインすれば、この辺りの手間は大きく省くことができます。

JR東日本フーズ予約サイト(注文完了)

「ご注文が完了しました」の表示が出たら、無事注文完了。
表示された「予約番号」が受け取り時に必要となりますので、忘れずにチェック。
オーダーが通ると、登録したメールアドレスにも番号と共にメールが届きますので、ダブルでチェックをしておくといいでしょう。
さあ、あとは東京駅に足を運んで、駅弁を受け取るだけです。

■4.受け取る

東京駅・駅弁屋 踊(受け取り)

東京駅のリニューアルオープンした「駅弁屋 踊」は、中央通路の新幹線乗換口そば。
カウンターの最も左が、「セルフオーダー端末、予約アプリお受け取り口」となっているので、ここで受付番号と名前を告げると、予約した駅弁を受け取ることができます。
マイバッグを持参している場合は、店員さんにお願いすると、バッグに入れてもらえますが、駅弁の形状によっては、お持ち帰り用袋(5円~)を購入したほうがいい場合もあります。

江戸甘味噌かつ弁当

さて、今回ネットで選んでみたのは、「江戸甘味噌かつ弁当」(850円)。
日本ばし大増が製造し、今年(2020年)5月28日から発売された新作駅弁です。
「江戸甘味噌」とは、江戸時代、味噌田楽やどじょう汁といった江戸料理に使われていたとされる、東京ならではの調味料。
“東京”だからいただきたくなる、ご当地感のある駅弁が期待できそうですね!

(参考)東京都味噌工業協同組合ホームページ

江戸甘味噌かつ弁当

【おしながき】
・白飯
・ロースとんかつ 味噌だれ(江戸甘味噌ほか)
・キャベツ山椒炒め
・味付け玉子
・金平ごぼう
・生姜酢漬け
・練り辛子

江戸甘味噌かつ弁当

黒い掛け紙を外して、ふたを開けると、肉厚なロースとんかつにたっぷりとかかった江戸甘味噌を使った味噌だれが香ばしく、食欲をそそってくれます。
白いご飯との間には、キャベツの山椒炒めが敷かれており、冷めても柔らかいとんかつと一緒にいただいていくことで、ますます箸が進みます。

江戸甘味噌かつ弁当

江戸甘味噌には、三河出身で江戸に幕府を開いた徳川家康の命で、三河の八丁味噌の旨味と京の白味噌の甘さを兼ね備えた味噌として開発されたという話もあります。
八丁味噌ほどの濃厚な甘さはありませんが、“甘味噌”ですので、お好みで付添の練り辛子をつけていくと、甘辛な心地よい食感です。
「JR東日本フーズ」によると、期間限定販売とのことですので、お求めの方はお早めに!

253系電車・特急「きぬがわ」、山手線(貨物線)・田端(信)~駒込間

家康ゆかりの日光方面へ向かう特急「日光」「きぬがわ」などが発着する新宿駅「駅弁屋 頂」でも、駅弁のネット予約は可能です。
しばしば、“夕方に新幹線に乗るとき、食べたい駅弁が売り切れていて…”と相談を受けることがありますが、ネット予約で確実に押さえておけば、その心配はまずなし。
これからは、移動中にスマホで駅弁を選んで、駅ではサッと受け取りが賢いかも!?

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

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