東武日光駅「日光姫寿し」(1300円)~「日光鱒寿し」の姉妹品!
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【ライター望月の駅弁膝栗毛】
東武日光線・鬼怒川線の急行・普通列車として運行されている6050型電車。
平成29(2017)年までは浅草~東武日光・会津田島間で運行されていた快速列車として、浅草にも乗り入れていましたが、現在は南栗橋以北で活躍しています。
一部の編成は、昨年(2019年)の東武日光線開通90周年を記念して、前身の6000型電車のリバイバルカラーとなっています。
(参考)東武鉄道ニュースリリース・2020年1月20日分ほか
通常時は、東武日光・鬼怒川温泉・下今市の各駅で販売されている日光エリアの駅弁。
「日光鱒鮨本舗」が製造する駅弁の1つ「日光鱒寿し」には、姉妹品があります。
その名も「日光姫寿し」(1300円)。
通常は原則予約制で販売しておりますが、鱒寿しと同じく関東は当日中、関西から東北地方(一部除く)までの翌日到着可能なエリアには、通信販売にも対応しています。
【おしながき】
・酢飯(栃木・高根沢産コシヒカリ)
・鱒はらすそぼろ
・椎茸煮
・干瓢煮
紐をほどいて竹の皮を外し、笹の葉をはがすと、鱒寿しと同じく、美しいサーモンピンクが現れますが、よく見ると、細かい身がぎっしりと載っているのがわかります。
コチラは、極上の鱒のハラスをそぼろにしたもの。
栃木・高根沢産のコシヒカリと、間に挟み込まれた甘辛に煮つけられた椎茸、栃木らしい干瓢とよく合って、箸が進みます。
日光方面の東武特急は、東武日光行が「けごん」、鬼怒川温泉行が「きぬ」の愛称。
JR線の新宿発着の列車は、東武日光行が「日光」、鬼怒川温泉行が「(スペーシア)きぬがわ」として運行されています。
当分の間は仕事での移動が中心、その後、観光は徐々に…という流れと思われますが、新しい生活習慣と共に、また楽しい鉄道旅の時間を過ごしたいものです。
連載情報
ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/