キャスターの辛坊治郎氏が11月2日(月)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。中国の工作活動を指摘した新聞記事について言及した。

習近平国家主席=2020年6月22日 写真提供:時事通信
辛坊)夕刊フジ(11月2日の)1面ですが、
米大統領選、バイデン氏当選なら“中国支配危機”
~『夕刊フジ』2020年11月2日記事 より
辛坊)……ということで、
オーストラリアの作家・批評家、クライブ・ハミルトン氏の著書『目に見えぬ侵略-中国のオーストラリア支配計画』(飛鳥新社)が注目されている。
~『夕刊フジ』2020年11月2日記事 より
辛坊)……という記事です。
監訳者を務めた山岡氏は「本書には、中国共産党の『目に見えない脅威』を知らしめる意義がある。彼らの戦略の本質は、軍事力による正面戦争ではなく、相手国に野望や敵意を悟らせない『権謀術数による不意打ちの世界』にある。非軍事的な方法で、スキをつき、成果を収めるのが、(英語の書名である)『サイレント・インベージョン(=静かなる侵略)』の真骨頂だ」と語る。
~『夕刊フジ』2020年11月2日記事 より
辛坊)いま、オーストラリアは新型コロナに関して、「きちんと検証する人を送り込んで、原因とか調べた方がいいのでは」のようなことをひとこと言ってしまったもので、中国に敵視されて、ありとあらゆる嫌がらせを受けているというのです。そのような状況の中で、この本は面白い、ということで1面に掲載されています。