「鼻血の止め方」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(8月27日放送)で解説された。
番組に寄せられた健康の疑問『先日、のぼせてしまったようで鼻血が出ました。素朴な疑問ですが、鼻血の正しい止め方ってどうすればいいのでしょうか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。
「鼻血は体の奥から出血しているわけではなく、鼻の入り口近くで出血していることがほとんどです。
入り口付近に血管が集中しているところがあり、わずかな刺激でも血が出てしまいます。ですから、鼻血が出たら出血部分をしっかり押さえて止血しましょう。
具体的には、鼻の付け根を親指と人差し指で強めに押さえてください。そして、ここからがポイントです。
前かがみになって、顔はやや下に向けましょう。鼻血が出たら上を向くイメージがあるかも知れませんが、実は間違いです。
上を向くと、血がのどの方に流れて気分が悪くなってしまうこともあるため、顔は下に向けて、血がのどから降りて来たら吐き出すようにしてみましょう。
押さえたままで、この姿勢を15分ほど保ちます。血がサラサラになるお薬を飲んでいる場合や、30分以上の止血をしても血が止まらない場合、あるいはふらふらする場合などは、病院を受診した方がいいかも知れません」
協力:医療ライター・横井かずえ
監修:日本健診財団
番組情報
健康の気になる話題、素朴な疑問に日本健診財団のお医者さんが答えます。
定期的に健康診断を受け、日頃から生活習慣には気をつけましょう!