学校給食の始まりは明治22年 その時のメニューは
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「給食」です。
学校給食の歴史は古くて、1889年(明治22年)のことです。現在の山形県鶴岡市の小学校で、経済的に恵まれない児童を対象に、お昼ごはんを無料で提供しました。その時のメニューは「おにぎり」と「焼き魚」、「漬物」でした。これが給食の始まりとされています。
その後、1923年(大正12年)には、児童の栄養を改善する方法として、国が学校の給食を勧めるようになりました。
ところが昭和に入り、戦争の色が濃くなるにつれて、給食は中止に。再開されたのは終戦の翌年、1946年(昭和21年)12月24日です。東京、神奈川、千葉で戦後初めての学校給食が作られて、記念すべき日となりました。
1950年にはアメリカから小麦粉が送られてきたことで、「パン」に「ミルク」、「おかず」という組み合わせの「完全給食」が始まりました。
1954年には「学校給食法」という法律が出来たことで、給食は“教育”としても考えられるようになります。
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