そろばんを習うことで身につく“脳の力”とは
公開: 更新:
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。4月28日放送分のテーマは「そろばん」です。
そろばんは、計算の方法やスムーズな暗算を行うのに役立つ習いごとです。日本珠算連盟によりますと、そろばんを習うことでさまざまな「6つの力」が身につくそうです。今回は、1~3つ目の「身につく力」をご紹介します。
1つ目は「注意深く観察する力」。そろばんをやることで、集中力と同時に“数字を注意深く読みとる能力”が高まって来るそうです。
2つ目は「イメージやヒラメキの力」。そろばん上級者の方は、「頭のなかにそろばんをイメージして計算する」と言われているそうですが、研究の結果、その際に右脳を使っていることがわかったそうです。
問題解決や発明といった“ヒラメキ”は、右脳から発生すると言われていますが、そういった“脳力”がそろばんによって開発されるそうです。また、そろばんに使う指先のトレーニングも、脳力を養うのにいいそうです。
3つ目は「記憶する力・記憶力」です。勉強のときは暗記が必要ですが、その際、一般的には脳のなかでも左脳が使われるとされています。ただし、左脳の記憶は「覚えにくく、忘れやすい」そうです。
それに対して、右脳の記憶は画像で見て覚えるため、「長期間失われない」と言われています。そろばんは右脳を鍛えてくれるため、記憶力アップに役立つと考えられています。
番組情報
晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・