「紫外線」「赤外線」の“紫”や“赤”って何の色を指すの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。7月12日放送分のテーマは「紫外線」です。
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ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」
「紫外線」の“紫”とは、一体何なのでしょうか? これについては光が関係しているそうです。
太陽からは、いろいろな種類の光が地球に降り注いでいます。それらの光のなかには、私たちにも見えるものがあります。目で見ることができる光は全部で7種類あり、色が分かれています。赤、橙、黄、緑、青、藍、紫です。これは虹の色と同じです。
波の山から山までの長さのことを「波長」と言いますが、光は波長の長さによって目に見える色が変化します。光の色の違いとは、光の波長の違いとなります。虹の色では、赤が最も波長が長く、紫が最も短いそうです。
虹の色のように“目で見ることができる光”もあれば、“目に見えない光”もあります。なかでも“紫より波長が短いもの”を、“紫を超えて外にある”という意味で「紫外線」と呼んでいます。
同じように“赤よりも波長が長いもの”は、“赤を超えて外にある”という意味で、「赤外線」と呼んでいます。