日焼け止めの「SPF」や「PA」にはどんな意味があるの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。7月14日放送分のテーマは「紫外線対策」です。
多くの研究によって、紫外線を浴び過ぎると人の健康に影響があることがわかっています。「日焼けは健康的」と言われることもありますが、実は間違いで、色が黒くなるような日焼けは、皮膚が傷ついた結果として起こってしまう反応です。
地表に届く紫外線には「UV-A」と「UV-B」の2種類がありますが、「UV-A」は皮膚の内部まで届いて肌を黒くしたり、シミやシワ、たるみを引き起こします。「UV-B」は肌に強く作用して赤く炎症を起こしたり、シミや色素沈着の原因となります。
紫外線から肌を守る基準として、「SPF」と「PA」があります。「SPF」はUV-Bを防ぐ効果を示したもので、数値が大きいほど効果が高いことを表しています。最も大きい数値は「50+」と表示されています。
「PA」はUV-Aを防ぐ効果を示しています。4段階の「+」マークで表示されていて、「+」の数が多いほど効果が高いことを表しています。
日焼け止めを選ぶときは、パッケージに表示されている「SPF」と「PA」を確認し、出かける場所に合わせて選ぶといいそうです。また、いまはコロナ禍で外出時にマスクをしているため、マスクをしている部分もそうでない部分も、しっかりと日焼け止めを塗ることが大切です。
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晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・