「ペット」はいつから人間と共存して来たの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。8月9日放送分のテーマは「ペットについて」です。
ペットとは“人の生活に潤いを与えるために飼育される動物”のことで、はるか昔から動物は人間と共存共栄しています。なかでもイヌは、祖先とされるオオカミのころから家畜として、人間とともに生活していたことがわかっています。
例えば約9000年前の新石器時代と見られる人間の骨が発見されましたが、そのとき、一緒にイヌの骨が埋められていたそうです。日本でも縄文時代から、イヌが狩りのお供や番犬として大切に扱われていたと考えられています。
“人間とイヌの絆”で有名なのが「忠犬ハチ公」のお話です。飼い主のご主人が亡くなったあとも、その帰りを東京・渋谷駅で10年も毎日待ち続けた「ハチ」のことは、日本だけでなく海外にも伝わって、大きな感動を呼んでいます。
そんなイヌと同じように、長年にわたって人間との絆を築いているのがネコです。
農作物を栽培する文化が生まれたころ、同時にそれを食い荒らすネズミによる被害も出て来ました。その被害から人間を救ってくれたのが、現在の飼い猫や野良猫などの祖先となる、野生のリビアヤマネコです。
ネズミを退治してくれることで農作物が守られ、ネコは人間と共存共栄するようになりました。
番組情報
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・