私達が食べているタマネギ、実は“どの部分”かご存知ですか?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。8月2日放送分のテーマは「タマネギの基礎知識」です。
タマネギを縦に半分切ってみると、短い茎があります。実は私たちが食べているのは、タマネギの葉の付け根が太った部分だそうです。長ネギも同じように、葉の付け根の部分が太ったものです。
2019年のタマネギの産地に関するデータでは、生産量が最も多かったのは北海道で、全体の約63%を占めています。2位は佐賀県、3位は兵庫県であり、この3つの地域で国内生産量の8割以上がつくられています。
日本で栽培されているタマネギの多くは、「黄たまねぎ」と呼ばれる品種です。辛味が強く、保存性が高いのが特徴です。
同じ黄たまねぎでも、春に種をまいて秋に収穫される“北海道産”と、秋に種をまいて春から初夏にかけて収穫される“本州産”があります。2つの違いを挙げるとすれば、北海道産の方が含まれている水分の量が少なく、辛味が少し強いそうです。
他にも、辛味や匂いが黄たまねぎよりも少なく、水分や甘みが多くてサラダに使われることが多い「赤たまねぎ」があります。「紫たまねぎ」とも呼ばれています。
同じくサラダに使われることが多い「白たまねぎ」、シチューやポトフなどの煮込み料理に使われる小さなタマネギ「ペコロス」などの種類があります。
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