なぜ「墓参りには菊の花」が供えられるのか
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月23日放送分のテーマは「墓参りと菊の花の関係」です。
秋のお彼岸など、お墓参りの際に菊の花がお供えされますが、それにはいくつか理由があるそうです。
例えば、「菊は花持ちがいいから」という理由。菊は他の花に比べて長持ちすると言われるため、長くきれいな状態でお供えできるということです。
また菊は、その香りなどから「邪気をはらう」とも言われています。種類が多いことも選ばれる理由の1つです。1年中買うことができる花ですので、春・秋のお彼岸にも対応できます。
お供えするときの菊の色ですが、その方が亡くなって日が浅い場合は、「控えめな白や淡い色」を選ぶのが一般的だそうです。それ以降はさまざまな色の菊をお供えしますが、例えば3本の場合は「白・黄色・紫」の組み合わせ。5本の場合は「白・赤・黄・紫・ピンク」などの組み合わせが多いそうです。
お供え用に使われることが多い菊ですが、白い菊は「思いやりや慎みの心の表れ」とされています。そういったことから、白い菊には「真実」や「誠実」などの花言葉が付いています。
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