「キノコ」は大きく2種類に分けられるって本当?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。10月11日放送分のテーマは「キノコ」です。
キノコは古くから森の恵みとして親しまれています。年間を通して購入できますが、自然に生育するキノコの旬は主に秋です。そういったところから「秋の味覚」とされています。
キノコは菌類、つまりカビの仲間で、菌糸と呼ばれる細長い糸状の細胞がたくさん集まったものです。乾燥や熱に弱いため、普段は木や土のなかで生息していますが、温度や湿度などの条件が整うと、肉眼で見ることができる器官をつくり上げます。それがいわゆるキノコです。
自然界で生息しているキノコは、大きく2つの種類に分かれます。1つは、倒れた木や落ち葉などを栄養源とする「腐生性キノコ」です。シイタケ、ナメコ、エノキタケ、ブナシメジなどがこの種類です。腐生性キノコは、木の幹や落ち葉の分解を助ける働きをしています。
もう1つは、生きた木の根と共生関係を保ちながら生育する「菌根性キノコ」です。マツタケ、ホンシメジなどが該当します。こうした2種類のキノコの分解・共生の働きによって、森の生態系が保たれているそうです。
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