越前ガニ、松葉ガニ、加能ガニ……実は全部「同じカニ」を指す?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。11月8日放送分のテーマは「ズワイガニ」です。
ズワイガニの漁は、毎年11月6日に解禁されます。今年(2021年)もズワイガニ漁のシーズンとなり、今後は約5ヵ月にわたって漁が続きます。
ズワイガニは水揚げされる場所や、オス・メスの違いによって、一般的に呼ばれる名前が変わるそうです。同じオスのズワイガニでも、例えば福井県では「越前ガニ」。京都や兵庫、鳥取では「松葉ガニ」、石川県では「加能ガニ」と呼ばれます。
同じ京都の松葉ガニでも、水揚げされた港によって、さらに別の名前で呼ばれるそうです。例えば、京丹後市の「間人(たいざ)港」で水揚げされた松葉ガニは、「間人ガニ」と言います。また、舞鶴市にある「舞鶴港」で水揚げされた松葉ガニは、「舞鶴かに」と言うそうです。
ズワイガニのメスの場合、さらに呼び名が変わります。例えば、石川県ではメスのズワイガニを「コウバコ(香箱)ガニ」、福井や京都、兵庫、鳥取では「セコガニ」と呼んでいます。
また地域によっては、京都内でも「コッペ」と呼んだり、鳥取内でも「オヤガニ」と呼ぶところもあるそうです。
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