サンタはどうして「赤い衣装」を着ているの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。12月21日放送分のテーマは「サンタクロースの疑問」です。
「サンタクロースの服=赤」というイメージがあります。なぜ赤なのかと言うと、サンタクロースのモデルとされるセント・ニコラスが生前、教会の儀式の際に着ていた服の色がもとになったと言われています。
赤い色は「自分の命をかけても他人を助けること」を意味しており、「血を流しても人々のために尽くす」という印だったそうです。
ただ、昔はサンタクロースに対するイメージも、国や地域によって大きく違っていたそうです。一説には、青やさまざまな色の衣装を着ている場合もあったとか。
現在のような「サンタクロース」のイメージがいつごろ完成したのかと言うと、1931年、「コカ・コーラ」のクリスマスキャンペーン用の広告なのだそうです。
当時、コカ・コーラの広告アート担当だった画家……ハッドン・サンドブロムさんは、「赤い衣装に白いヒゲ、陽気な微笑み」のサンタクロースを描いた広告を制作しました。ちなみに、衣装の「赤」はコカ・コーラのイメージカラーだそうです。
それ以降、コカ・コーラの世界進出とともに、サンタクロースのイメージも世界的に定着して行ったと言われています。
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