和食の「フタが付いた食器」、どこにフタを置くのが正しい?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。2月18日放送分のテーマは「和食の作法」です。
フタが付いた茶碗で何かをいただく際、フタをどこに置くべきなのか、迷ってしまうことがあります。この場合、「ひっくり返して茶碗の右側に置く」のが正しいようです。またフタを置くときは、片手ではなく「両手で置く」のが作法なのだとか。
また、料理で出されるお椀にもフタが付いていることがあります。この場合も、茶椀と同じようにフタをひっくり返して置きますが、料理によって置く場所が違うそうです。
例えば、会席料理の「椀物」のように、お椀が一品料理として出て来る場合、フタは「お椀が置かれていた向こう側・奥」に置くそうです。
また、会席料理の最後に出て来る「ご飯と香の物」の味噌汁のように、お椀がご飯と一緒に出されることもあります。その場合、「フタはお椀の右側」に置くのが基本だそうです。さらに、ご飯茶碗にもフタが付いていた場合、茶碗の左側に置くのだとか。
食べ終わったあと、フタをひっくり返して椀の上に置くのはNGです。器が傷つく原因にもなってしまうため、最初に出されたときと同じように、フタを戻すのがいいそうです。
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