「新型コロナかな」と思ったらまずは「新型コロナ・オミクロン株コールセンター(東京都)」へ

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東京都医師会副会長で「平成立石病院」理事長の猪口正孝氏が8月9日、ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」に出演。第7波と救急車が呼ばれる現状について解説した。

ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」

救急車を呼ぶ患者の3分の1~半分は搬送する必要のない患者 ~不安から軽症でも救急車を呼んでしまう

飯田浩司アナウンサー)新型コロナウイルス第7波の感染状況や注意点について詳しく伺います。多くの人が感染拡大に不安を募らせています。そして発熱外来を受け入れている病院もひっ迫し、なかなか電話がつながらない場合があります。不安のなかで電話がつながらないため、救急車を呼ぶというケースもあるようです。救急車が呼ばれ過ぎると、この先どのようなことになりますか?

猪口)まず、どういう状態で呼ばれているかということですが、いま診療・検査医療機関などがひっ迫して、検査がなかなか進まない状況にあります。そんななかで皆さんが「新型コロナに感染したのではないか」と思ったときに、医療機関や発熱相談センターなどに電話して検査を求めたりするのですが、まず電話がつながらない。つながったとしても「きょうは予約でいっぱいです」などと言われてしまう。

飯田)やっとつながったとしても。

猪口)そうすると「自分はいったいどうなるのか」と不安になってくるのです。また、コロナ感染症として登録されると公的支援を受けられるということもあります。診療・検査医療機関に電話がつながらないことによって不安が募り、熱が出てくる、喉が痛いという症状があると、救急車を呼んでしまう。皆さん、考えた上でお呼びになっているのだろうと思いますけれども、件数が非常に多いのです。

飯田)不安になり、救急車を呼んでしまう。

猪口)医療機関で診断がついた上でも、新型コロナで熱が高いとそれはそれですごく心配になるのです。両方とも「診断をつけたい」という理由で119番をする。もしくは罹っていることはわかっているけれども、その上で心配だから呼んでしまい、かなりの数の救急車が呼ばれているのです。新型コロナの患者さんを診る医療機関は、そう多くありません。東京には250ヵ所くらいの二次救急医療機関、救急病院があるのですが、コロナ関係の疑いやコロナ陽性者を診られる医療機関は限定的です。

飯田)新型コロナ患者を受け入れる医療機関は。

猪口)一方で、不救護と言うのですが、救急車が迎えに行って話をすると軽症で、現場で救急隊員がトリアージを行う、もしくは話しているうちに「それであれば行かなくてもいいです」というような感じになる患者さんも、3分の1~半分くらいいらっしゃるのです。

飯田)そうなのですね。

猪口)出ていくだけで終わってしまう。出るのも大変ですけれども。都民の方は、全体的に何となく不安のなかにいて、救いを求めて救急をすぐ呼んでいるというイメージです。

猪口正孝氏、飯田浩司アナウンサー

「新型コロナかな」と思ったらまず、東京都の「新型コロナ・オミクロン株コールセンター」へ電話して相談する

飯田)そう考えると「相談したい」となったら、もちろん電話がつながりにくいという事情はありますが、#7119などの窓口の方に掛けてみることが必要ですか?

猪口)症状がまったくなく、「相談だけすることができる」というオミクロン株のコールセンターが設けてあります。そこを利用していただくのもいいと思います。

飯田)ホームページなどで確認することができますね。

猪口)東京都のホームページで確認できます。「オミクロン コールセンター」でわかると思います。

番組情報

モーニングライフアップ 今日の早起きドクター

毎週月~金曜日 朝6:15~

番組HP

医師が週替わりで登場。
飯田浩司アナウンサーと新行市佳アナウンサーが、健康に関する疑問や予防法、症状、治療法などを聞きます

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