「バッテラ」の名前ってどういう意味なの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。11月3日放送分のテーマは「寿司の種類」です。
寿司にはたくさんの種類があります。名前に「寿司」と付くものだけでも、「握り寿司」「巻き寿司」「押し寿司」「ちらし寿司」「いなり寿司」「手巻き寿司」「棒寿司」などがあります。
「棒寿司」は、しめ鯖と酢飯を布巾や巻きすで棒のような形にした寿司で、京都「鯖の棒寿司」などが有名です。
他にも、押し寿司の1つに「バッテラ」があります。酢飯の上に薄く切ったしめ鯖と、白い板状の昆布を重ねて、木枠で押した寿司です。江戸の「握り寿司」に対し、関西では箱や木枠で押し抜いた「押し寿司」が主流で、なかでも特になじみ深いのが「バッテラ」なのだそうです。
「バッテラ」という名前はポルトガル語の「小舟」という意味で、見た目が舟のような形に見えるところから付いたとされています。
寿司には「軍艦巻き」もあります。握った酢飯の側面を海苔で巻き、イクラやウニなどの崩れやすいネタを載せたものです。横から見ると軍艦を思わせることから、この名前が付いたとされています。
1941年(昭和16年)、東京・銀座のお寿司屋さん「久兵衛」の主人が、常連客から「イクラの寿司が食べたい」と要望されて考えたものと言われています。
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