「観葉植物」と「盆栽」って、具体的に何が違うの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。1月12日放送分のテーマは「観葉植物と盆栽」です。
日本で観葉植物が広まったのは、昭和30年以降の高度成長期のころと言われています。当時、日本全国で都市化が進み、街から緑が見られなくなりました。
特に都市部では、団地などの集合住宅に住む人が増えてきましたが、集合住宅の場合は基本的に庭がありません。緑に親しむ場所や機会が減っていくなか、室内で育てられる観葉植物が注目されるようになります。
観葉植物と同じように、室内に置かれる植物として「盆栽」があります。この2つの違いには、いろいろな解釈があるそうです。以下に一例をご紹介します。
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■基本的に、室内の直射日光が当たらない場所でも育てやすいのが「観葉植物」。基本的に、屋外で日光や風を当てて育てるのが盆栽。
■鉢に植えている木や花を楽しむものが「観葉植物」。植物を中心とした周りの景色を楽しむものが「盆栽」。
■インテリアや癒やしが目的のため、植物そのものではなく、植物を置いた空間全体が主役なのが「観葉植物」。植物そのものが主役であり、手を加えて小さな鉢のなかで大自然を表現しているのが「盆栽」。
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