公募によって選ばれた茨城県「桜川市」 ~なぜこの名前になったの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。3月10日放送分のテーマは「“桜”が関係する地名」です。
茨城県には「桜川市」があります。2005年(平成17年)に「岩瀬町」「真壁町」「大和村」が合併して誕生しました。
「桜川」という名前は、一般の方からの募集によって選ばれたものだそうです。最終的に「桜川」が選ばれた理由として、上記3つの町や村には「桜川」という川が流れており、共通のキーワードでもあるのだとか。
歴史的にも「西の吉野、東の桜川」と言われるほど、平安時代から桜の名所として知られています。それもあって「桜川のサクラ」は、国の天然記念物に指定されています
同じように、名前に「桜」が付く市として「奈良県桜井市」があります。地名の由来は、この地にある神社・若櫻神社の井戸に始まると言われているそうです。
5世紀ごろ、履中天皇が井戸のそばに桜を植え、井戸から湧き出る水を愛し、大切にされていました。そのため、「桜の井戸」という意味で「桜の井」と呼ばれたそうです。これが「桜井」という地名の由来だと考えられています。
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