『プラチナ万年筆』が発明した「業界初の商品」とは?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。4月14日放送分のテーマは「18金のペン先」です。
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※画像はイメージです
1919年(大正8年)、岡山県で輸入万年筆の販売業を行っていた中田俊一が上京し、万年筆の会社を設立しました。1924年には、金属の王様とも呼ばれる「プラチナ」を会社の名前に採用します。これが現在の『プラチナ万年筆株式会社』です。
1956年(昭和31年)には業界初となる、インクのボタ落ちを防ぐ「カートリッジインク式万年筆」の実用化に成功。翌1957年に『プラチナ オネスト60』の名前で発売しました。
「オネスト(HONEST)」は「誠実」という意味で、数字の「60」には「1960年に万年筆の市場を制する」という意欲が込められているそうです。
さらに『プラチナ万年筆』は、万年筆のペン先は14金が最適とされていた常識を破るべく、3年もの年月をかけて「18金のペン先」を世に送り出します。
こうした功績から『プラチナ万年筆』は、『セーラー』や『パイロット』と同じように、日本が世界に誇る万年筆メーカーとして知られています。