「日本庭園」と「洋風庭園」って何が違うの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。4月24日放送分のテーマは「庭園」です。
「庭園」とは草や木を植えたり、石や池などを配置した土地のことです。主に個人宅につくられる庭よりも、「庭園」の方が規模が大きいのも特徴の1つです。
「庭園」は英語で「garden」ですが、明治末期にこの言葉が入ってきた際、「庭園」と訳されて使われるようになったと言われています。
日本で「庭園」と言うと、主に日本式の庭園「日本庭園」の意味であり、対して「garden」は主に西洋式の庭園「洋風庭園」を指します。
「日本庭園」と「洋風庭園」の違いとして、「日本庭園」は自然の景色をそのまま再現するようにつくられます。一説には、例えるなら三角形を基本にし、庭に立体感を生み出しているそうです。どの位置から眺めるかを考えて石や木を配置することで、美しい日本庭園が生まれると言われています。
それに対して「洋風庭園」、特にヨーロッパ庭園の場合、左右対称につくられるのが大きな特徴です。平らな空間が地平線まで続くように延びています。花や木の植え方も一定のパターンに基づきます。また、花壇のなかに花や草で模様がつくられるのも特徴の1つです。
ヨーロッパ庭園の代表としては、フランス・ヴェルサイユ宮殿の庭園があります。
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