「枝豆」という種類の豆は存在しない?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。7月3日放送分のテーマは「枝豆」です。
「枝豆」とは、未成熟の大豆のことです。「枝豆」という種類の豆ではありません。
「枝豆」と「大豆」の違いは収穫時期であり、成熟していない早い段階で収穫すると「枝豆」、成熟した状態で収穫すれば「大豆」になります。
現在では品種改良によって、枝豆に適した専用の品種が開発されています。また植物の分類学上、大豆は豆類ですが、枝豆は「野菜類」に属するそうです。
「枝豆」は枝が付いた状態で茹で、食べられていたことから、「枝付きの豆=枝豆」と呼ばれるようになったと言われています。かつては田んぼのあぜ道で栽培されていたことから、地方によっては「あぜ豆」とも呼ばれるそうです。
大豆栽培の歴史はとても古く、日本でも紀元前の時代から栽培が行われていました。しかし、いつごろから「枝豆」として食べられていたのか、詳細はわかっていないそうです。一説には奈良時代、あるいは平安時代などと言われています。
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